2017年アメリカ(北米)種牡馬ランキング



海外の種牡馬ランキングをまとめているサイトがほとんど見当たらなかったので簡単にまとめてみることにしました。

まずは2017年のアメリカ(北米)種牡馬ランキングです。

 

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2017年種牡馬北米総合ランキング

1位 Unbridled’s Song(アンブライドルズソング)

賞金総額:約1,853万ドル 活躍馬:Arrogate(ペガサスワールドカップ、ドバイワールドカップ)

2013年にすでに亡くなており、日本でもなじみのあるUnbridled’s Songですが、このランキングにはトリックがあります。

理由は簡単、この種牡馬の中で一番賞金を稼いだのが最強馬Arrogate(アロゲート)なのですが、ドバイワールドカップの1着賞金が600万ドル、今年から世界の最高賞金額となったペガサスワールドカップの1着賞金が700万ドルなので、この二つのレースだけで1,300万ドル(他の3レースでは計約33万ドル)を稼いでおり、この馬を除くと600万ドル程度になります。

アロゲートを除いても20位台中盤になるので優秀ではあるんですが、いかにも海外のサイアーランキングらしい結果ですね。2016年、2015年の順位はそれぞれ8位と26位だったようです。ちなみに芝のレースに限定すると73位まで落ち込み(2016年と2015年でも62位と32位)、日本でのイメージと同じくパワー系の種牡馬と言えますね。

Fappiano(Mr Prospector)系

2位 Candy Ride(キャンディライド)

賞金総額:約1,543万ドル 活躍馬:Gun Runner(BCクラシック、ウッドワードS他、ドバイWC2着)、Ascend(マンハッタンS)

2位に喰い込んだのはブリーダズカップクラシックを勝ったGun Runner(ガンランナー)を送り出したCandy Rideです。名前からIndian Ridgeの系統なのかな?と思ったら全然違いました。この馬もFappianoの系統のようです。

この馬そのものはアルゼンチンで走っていた馬のようですが、アメリカのレーンエンドファームで繋養されていますね。

芝限定でも12位に入っています。2016年は総合4位、2017年は5位。

3位 Kitten’s Joy(キトゥンズジョイ)

賞金総額:1,316万ドル 活躍馬:Saddlers Joy(ソードダンサーS)、Oscar Performance(セクレタリアトS他)

以前このブログでも取り上げたKitten’s  Joyが3位となります。特徴的なのは芝のレースでの強さで、芝のレースに限定すると2位に300万ドルの差をつけたぶっちぎりの1位(約900万ドル)となります。芝レースを除いても400万ドルを稼いでおり万能タイプのようですね。

2016年は5位、2015年は3位であり完全にトップ種牡馬の一頭であり、芝に限定すれば現在の北米ナンバーワンの種牡馬と言えますね。

Unbridled’s SongやCandy Rideと違い一頭の大物がランキングを押し上げているというよりも、平均して産駒が走っているようです。マレーシアの第2ペラダービー(直訳ですwが正しくは2nd Perak Derby)を勝ったLittle Bit of Joyという馬もいるそうです。

El Prado(Sadllers Wells)の系統。

4位 Medaglia d’Oro(メダグリアドーロ)

賞金総額:1,312万ドル 活躍馬:Talismanic(BCターフ)、Bar of Gold(BCフィリー&メアスプリント)

3位のKitten’s Joyに引き続いて僅差の4位だったのが同じEl Pradoの血をひくMedaglia d’Oroです。

BCを勝ったTlismanicはフランス調教馬であるものの、Bar of Goldなど他にもGⅠホースを送り出しておりこちらも粒ぞろいですね。芝での賞金額が80%を占めているKitten’s Joyに比べてMedaglia d’Oroは50%とダートにもより適性を示していますね。(芝での順位は4位)。

2016年は総合7位、2015年は2位です。

種付け料は大種牡馬Tapitの3000万どるに次ぐ2500万ドルとかなりの高額です。

5位 Tpit(タピット)

賞金総額:1,291万ドル 活躍馬:Tapwrit(ベルモントステークス)、Dream Dancing(テルマーオークス)

2014年から三年連続で北米リーディング総合1位だったTapitですが今年は5位に終わりました。種付け料が3000万ドルとも言われる同馬ですが、今年は大きなGⅠを勝ったのがTapwritとDream Dancingのみということで少し伸び悩みましたね。

芝での賞金額は全体の28%ならがら北米で10位に入っており、ダートのみとなるとやはりリーディング級の数字になります。

A.P.Indy(Seattle Slew)系のPulpitの子供です。

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6位 Scat Daddy(スキャットダディ)

日本でもおなじみのヨハネスブルグ(Storm Cat系)の血を引く同馬ですが、2015年に残念ながら11歳の若さで急死しています。

特徴は2歳戦ではヨハネスブルグの系統らしく2歳戦での強さと芝レースとの相性の良さですね。自身はダートで活躍しましたがヨーロッパでもGⅠを勝った馬を輩出しています。

芝でのランキングだと2位(賞金額の62%)にきます。

7位 Curlin(カーリン)

2007年、2008年の北米リーディングサイアーである大種牡馬Smart Strike(Mr Prospector系)の子供であり現役時代は大活躍しました。

同い年のHard Spun(ハードスパン)やStreet Sense(ストリートセンス)も活躍していますが、種牡馬としてもリードしていますね。

2016年は総合2位、2015年は6位とトップ種牡馬の一頭です。

8位 Malibu Moon(マリブムーン)

A.P Indyの直仔ですがすでに21歳になります。当初は3000ドルの種付け料でありながら産駒が大活躍し種付け料は95,000まで上がりました。

2018年はアメリカのレベルステークス(GⅡ)を勝利したMagnum Moonがクラシック候補として話題になっていますね。

2016年は13位、2015年は10位と安定した成績を残しています。

9位 Ghostzapper(ゴーストザッパー)

日本でも母系に入り活躍しているDeputy Minister(Vice Regent)の系統であり、カナダ産の名馬Awesome Againの仔になります。

当初は期待ほど子供が走らず種付け料が急落したようですが、最近は安定しており20位以内にはいますね。

この系統らしくどうも牝馬に一流馬が多いようですね。

2016年20位、2015年17位。

10位 Quality Road(クオリティロード)

Gone West(Mr Prospector)系のElusive Qualityの子供になりますが、2017年はCaledonia RoadがBCジュベナイルフィリーズを勝利しました。

この系統らしくやっぱり超大物が出るという感じではないですね。

11位 Into Mischief(イントゥーミスチーフ)

Storm Cat系のHarlan’s Holidayの仔になります。

やはり2歳戦から3歳戦で活躍する馬が多いようですが、産駒にはBCマイルを二連覇したGoldencents(ゴールデンセンツ)がいます。ただこの馬も他のレースでは詰めが甘いレースが多く、距離的な限界があったのかもしれません。

12位 Harlan’s Holiday(ハーランズホリデー)

親子で続きましたがInto Mischiefの父になります。

代表産駒などを見るとInto Mischiefも大きなレースを勝っているわけではなく超大物がいるわけではないのですが、不思議と続いている系統ですね。

13位 City Zip(シティジップ)

兄はリーディング9位にも入っているGhostzapperで、今年はCollectedがBCクラシックでガンランナーの二着、パシフィッククラシックSではアロゲートを破って勝利するなど活躍しました。

父Carson City(その父Mr Prospector)は中級の短距離馬で、この馬自身も短距離のGⅠを中心に活躍をしています。芝でのランキングは9位(比率は33%)。

14位 War Front(ウォーフロント)

父はDanzigという短距離で活躍した馬ですが、今年はアメリカだけでなくヨーロッパでの勝ち馬も目立ちますね。賞金の88%が芝レースであり芝のみのランキングだと3位まで浮上してくるので、このあたりが原因でしょうね。今年はアメリカで特に大きなGⅠを取ってはいませんね。

2歳戦や牝馬の活躍が目につきました。

15位 More Than Ready(モアザンレディ)

父は日本でもなじみのあるサザンヘイローでこの馬自身は中級のマイラーだったようです。芝限定だと6位。

今年はRoy H(ロイエイチ)がBCスプリント、Rushing Fallが日本でも注目のSeptember(父ディープインパクトの海外産馬)の出走したBCジュヴェナイルフィリーズターフで勝利しています。

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芝限定ランキング

1位 Kitten’s Joy

総合順位では3位だったKitten’s Joyですが芝のみだとなんと2013年から5年連続の首位に輝いています。アメリカの芝での圧倒的な強さを誇る種牡馬ですね。

2位 Scat Dady

3位 War Front

4位 Medaglia d’Olo

5位 English Channel(イングリッシュチャンネル)

総合順位は33位ながら芝のみだと5位まで上がってきます。

Curlinと同じSmart Strikeで、現役時代はBCターフなど芝で活躍したように産駒も芝で活躍しています。

6位 More Than Ready

7位 Giant Causeway

8位 Lemon Drop Kid(レモンドロップキット)

1996年生まれですでに高齢ですが、父は日本でもおなじみのKing Mamboです。

総合ランキングこそ22位ですが、芝限定だといつも上位にいる種牡馬ですね。今年はBeach Patrol(ターフクラシックS,アーリントンミリオンS)が活躍しました。

9位 City Zip

10位 Tapit

引き続き更新していきます



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