中山牝馬ステークス2019 所感と血統を見ながら軽めの予想

3月9日(土)に中山競馬場で行われる第37回中山牝馬ステークス(GⅢ、芝1800m)について軽めの予想、所感みたいなものを述べてみたいと思います。

中山牝馬ステークスとは

中山牝馬ステークスは中山競馬場、芝1800mの距離で行われる古馬牝馬限定のGⅢ競走となり、ハンデ戦となります。

正式な名称として頭にアメリカのローレルパーク競馬場の名前がつき、”ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス”というそうですが、1983年のレース創設時よりこの冠名がついていたものの、さっきまで知りませんでした。ちなみに僕は25年前ぐらいからこのレースは見ています(笑)。

位置づけとしてはマイルから中距離路線の牝馬たちの春初戦のレースとなり、五月中旬に行われるマイル女王決定戦のヴィクトリアマイル(GⅠ)への腕試し的ポジションと言えるでしょうか。

ヤマニンシュクルやキストゥヘブンなどGⅠホースが勝ってはいますが、超一流というよりもこのレースを勝って弾みをつけたい馬たちが出てくるレースという印象がありますね。

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過去の好走馬の傾向

前走は度外視しても大丈夫

この記事を書くに際し、過去の勝ち馬を第一回から眺めてきましたが、やはりそれほど大物が勝っているわけではありません。

またこの十年の勝ち馬の前走を調べてみると、フーラブライドこそ三着にまとめているものの、そのほとんどが大敗。つまり前走はあまりあてにならないという傾向があります。逆に消耗していないほうがいいというのがデータから見えてきます。

ちなに勝った馬はその後あまり活躍していないというのも共通していますね。

過去十年の勝ち馬の前走成績

2018年 カワキタエンカ・・・洛陽S(OP)10着(二番人気)
2017年 トーセンビクトリー・・・アンドロメダS(OP)8着(一番人気)
2016年 シュンドルボン・・・愛知杯(GⅢ)8着(一番人気)
2015年 バウンスシャッセ・・・愛知杯(GⅢ)8着(六番人気)
2014年 フーラブライド・・・日経新春杯(GⅡ)3着(四番人気)
2013年 マイネルサベル・・・エリザベス女王杯(GⅠ)7着(十番人気)
2012年 レディアルバローザ・・・京都牝馬S(GⅢ)6着(七番人気)
2011年 レディアルバローザ・・・初音S(1600万下)5着(一番人気)
2010年 ニシノブルームーン・・・愛知杯(GⅢ)5着(五番人気)
2009年 キストゥヘブン・・・東京新聞杯(GⅢ)10着(十一番人気)

外国人騎手は一度しか勝っていない

これはあまり有力馬が出てこないということも関係しているせいもあるかもしれませんが、外国人騎手が勝ったのは2002年のダイヤモンドビコーのペリエ騎手のみです。

騎手やきゅう舎に関しては関東と関西が半々という感じですね。

ステイゴールド産駒が意外と馬券に絡んでいない

ここ十年の馬券に絡んでいる種牡馬を見ていくとそれほど傾向らしい傾向は見えません。

しいて言えば、キングカメハメハ産駒とマンハッタンカフェ産駒が目につくのですが、ディープインパクトやハーツクライ産駒のような上位の種牡馬だけでなく、中堅種牡馬もほどよく絡んでいる印象です。

しかしながら個人的には中山の馬場が合いそうなステイゴールド産駒が2015年に二着に入ったアイスフォーリスぐらいだというのは少し気になるデータです。

おそらくステイゴールド産駒は休み明けをあまり得意としていないのでこのあたりの影響がもしかしたらあるのかもしれません。

主に53㎏~56㎏の馬が馬券に絡んでいる

結果だけ見ると極端にハンデの軽い馬が馬券に絡んでいるというデータがありません。

2011年に二着だったフミノイマージンの51㎏が目立つぐらいですね。ただこの年は若干出走馬のレベルが高くなかったようです。

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中山牝馬ステークス2019所感

以上のようなデータをピックアップした上で登録馬を見ていきたいと思います。

ミッキーチャームは初の中山競馬場がどうか

やはり中山牝馬ステークスらしいメンバーが揃った印象です。

想定の一番人気は前走秋華賞で二着だったミッキーチャーム(父ディープインパクト)ですが、正直このレースを勝ったアーモンドアイの印象が強すぎて、僕はすでにこの馬のことを忘れていました(驚愕)。

珍しい逃げ脚質のディープインパクト産駒(社台ファーム系以外で生産された馬にたまに見られます。)ですが、明け四歳でまだ底を見せておらず、当然簡単には切りにくいですね。

まだ大負けしていないのですが、中山競馬場は初の舞台がどうだろうかな?という感じですね。

血統的には母の父がヨーロッパ系のDansilli(デインヒル系)なのでヨーロッパ型の種牡馬が合う中山の1800m(非根幹距離)はマイナスではないですね。

ただ、あえて言うと、ここを勝つようならこれから一流馬に育っていく感じはするんですが、どうもこれまでのディープインパクト産駒にはそういった流れが少ないのでそこは気になります。

条件には合うノームコア

想定の二番人気は前走愛知杯2着のノームコア(父ハービンジャー)ですが、こちらも明け4歳。

ただこちらは紫苑Sで勝利した実績もあり、馬場を経験しているのは好感が持てます。

問題はハマった時以外は比較的取りこぼす傾向にあるハービンジャー産駒なのでそこは少し心配ではあります。

なんとなく外枠は避けてほしい気がします。

ステイゴールド産駒は四頭の登録

問題はステイゴールド産駒ですね。結構実績のある馬が出てきたので困ります。

まずはおととしのヴィクトリアマイルの勝ち馬ではまると強烈な末脚を繰り出すアドマイヤリードですが、問題はハマらないとイマイチな点(笑)。

前走は中山金杯で4着に敗れたと言っても、先着した三頭がなんと次走でいずれも好走しているんですよね。そう考えると負けもやむなしという感じで、ローテーション的にはここを狙ってきたというような流れなので押さえておく必要を感じます。

次はエリザベス女王杯の2着が二回あるクロコスミアなんですが、凡走を繰り返すと思ったら激走するなど非常に馬券的に難しい馬です。実は僕との馬券的相性はいいんですが、今回は休み明けということや同型のミッキーチャームがいる、休み明けはあまり走らないということでないかな?という感じがします。

あくまで感覚的なものなんですが、あまりステイゴールド産駒が活躍していないということでこういった読めないタイプは今回スルーです。

あとは前走愛知杯を八番人気ながら勝利したワンブレスアウェイウィンファビラスですが、前者は引退レース、後者は近走オープンクラスで成績がイマイチということで消したいと思いますね。まぁ当日の気配次第で両者とも面白い血統ではあるんですが、あくまで大穴枠ですね。ウィンヴァビラスは50㎏ぐらいだったら買おうかな?とは思うんですが・・・。

前に行きたい馬が多いのでヨーロッパ型血統がねらい目?

ここまで見てきた時点で比較的前に行きたい馬が結構いますね。他にもカワキタエンカ(父ディープインパクト)やランドネ(父Blame)がいますし、先行馬は楽ではなさそうです。

となると自由に動ける機動力のある馬だったり、ハイペースで上がりのかかりそうな血統を探してみたいところなんですが、そうなると気になるのはウラヌスチャーム(父ルーラーシップ)やフロンティアクイーン(父メイショウサムソン)です。

どちらも穴っぽくはなりますが、血統的には早い流れを追いかけて我慢できるルーラーシップとヨーロッパ型で乱戦向きのメイショウサムソンというのは面白い感じがします。

同じメイショウサムソン産駒のデンコウアンジュも面白いところではあります。

不気味なフローレンスマジック

あと残り数頭はいるんですが、ふと気になったのはフローレンスマジックですね。

事前の想定人気では、そこまで人気しなさそうなんですが、前走はターゴイスステークスで大敗しているものの二番人気で人気していた。使うより安ませたほうがいいディープインパクト産駒。

オークスで6着(五番人気)に来たほどの実績馬で安定した成績を残しているなど、若い時は若干詰めの甘さを見せていたもののまだ完全に底を見せていない。

他にも逃げ・先行勢を見ながらレースを進められそうなど、買わない要素がないですよね。

そして血統面は超一流でディープインパクト×ストームキャットの黄金配合で姉はラキシスで、お兄さんはサトノアラジンという血統的奥行きは十分すぎるぐらいです。

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予想と買い目

直感での予想

◎ フローレンスマジック
〇 ノームコア
▲ フロンティアクイーン
△ ミッキーチャーム
× アドマイヤリード
穴 ウラヌスチャーム

馬券的ねらい目

固く収まるレースではないので軸は絞り切れないところですが、二着、三着に意外な馬が入ってくる可能性は十分あります。

枠順やステイゴールド産駒も多いので当日の気配も気になるところですが、上位人気馬で飛ぶ馬を確実に切りながらボックスやワイドで狙うのが賢明かもしれません。

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