金鯱賞2019の所感と血統的分析 そして軽めに予想

投稿者: | 2019年3月6日

今週の日曜日に中京競馬場で行われる金鯱賞(GⅡ、芝2000m)について、登録馬を見ながら所感を述べていきたいと思います。

最近は予想を記事を書いていなかったんですが、予想になるとガッツリ分析するたちなので、記事を書いていないところでも時間をかけていますし、尚且つ記事も長くなり非常に効率が悪くなってしまいます。

かと言って、予想みたいなことをブログでしないのも何となくつまらないということで、これからはもうちょっと軽い感じで、登録馬の血統などを見ながら所感を書いていき、誰か馬券を買う上での参考になればと思います。

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金鯱賞とは

中京競馬場で行われるGⅡ競走となり、芝2000m左回りの条件で行われます。

かつては春や夏の競馬、特に天皇賞(GⅠ)や安田記念(GⅠ)を目指すオープン馬の叩き台、どちらかと言えば超一流馬というよりも、これからGⅠで戦っていきたい少し実績の落ちる馬たちのステップアップレースのようなイメージでした。

しかしながら中距離レースの充実化のためか、天皇賞・春の前に大阪杯(GⅠ)がGⅠに昇格したことにより、同距離で行われるこの金鯱賞は一気に重要度を増してきました。またドバイのレースへ出走する馬たちの叩き台としても非常に重要です。

ほとんどの出走馬が春初戦となるレースとなりますが、超一流馬の仕上がり具合や新四歳馬達の古馬との力関係の確認も含めて、注目しておくべきレースですね。

いまや毎日王冠とならんで非常に格の高いGⅡレースとなります。

第55回金鯱賞(GⅡ)の登録馬

昨年は超一流馬候補と見られていた(勝手に僕が思っていただけかもしれませんが・・・)スワーヴリチャードとディープインパクト産駒の中でも大物古馬として期待されていたサトノダイヤモンドが出走してくるということで小頭数ながら非常に注目度が高いレースでした。

他にも超一流とは言えないものの、ヤマカツエースやダッシングブレイズ、メートルダールやブレスジャーニーなどこの条件でGⅠホースとどれぐらいの差があるかまだ不透明な馬たちも多く、このあたりも面白い要素でした。

2019年は一転、実績馬が揃いましたね。

GⅠホースがアルアイン、ダノンプレミアム、ペルシアンナイト、モズカッチャンにリスグラシューとなんと五頭も出てきました。

そしてそれらに対抗する存在として注目されるのが現在四連勝中で14戦して12連対という安定した実績をほこるエアウィンザーです。

さらに新四歳ではNHKマイルカップ(GⅠ)二着のギベオンやオークスで三番人気だったサトノワルキューレ、そしてあのウォッカの仔でついに重賞で勝ち負けするようになった(小倉記念2着)タニノフランケルがいるなど話題に尽きないメンバーと言えます。

他にもちょっと底は割れてきたもののまだまだ完全に切るのはどうかと思えるメートルダールやローカルで実績があり二年前の三着馬のスズカデヴィアスがいるなど面白そうなメンツばかりですね。

レース所感

第一印象

パッと見た感じ、非常に悩まし気なメンバーが揃った印象があります。

GⅠホースは五頭いるものの、そのうちの四頭がマイルGⅠの勝ち馬です。しかもダノンプレミアムはかなりの長期休養明けで、他の四頭は自分のレースをしてしっかりと勝つというよりも、相手が強くても善戦するけど、相手なりに走らない(笑)タイプばかりです。

昨年のスワーヴリチャードなんかは相手が弱いと物凄く強いレースをするタイプだったので非常に買いやすかったのですが、今回は難しい実績馬が揃いました。

それに対するのが新星エアウィンザーですが、前走チャレンジカップ(GⅢ)を勝っているとは言っても、戦った相手はレイエンダ(レイデオロの弟)やダンビュライト、ステイフーリッシュというGⅠでは少し足らないような微妙なメンツです。やっぱり絶対的な信頼は置きにくいですよね。

結局上位人気になりそうな馬達がすべて不安要素を抱えている点が予想を難しくさせている印象ですね。

そう考えるとギベオンやサトノワルキューレにも入り込む余地はあるのかな?と思ったりはしてしまいますし、そう考えると下位人気になりそうなクリノヤマトオーなんかも大負けしているわけではないのでバカにはできない・・・など訳が分からなくなってきてしまいます。

となると、道中の位置取りや勝負所で動ける機動力、決め手などが勝負を分けそうな感じがします。

展開や位置取り

まずタニノフランケルは前に行くでしょうね。この馬に関しては軽さがイマイチないので前に行かないと勝負にならないでしょう。

そしてスピードの違いでダノンプレミアムが行って、アルアインやエアウィンザーは様子を見ながらその後ろにつけそうです。

あと、モズカッチャンであったり、最近スタートがめっぽう悪いリスグラシューがどういった位置にいるかは微妙ですが、この両頭は最後は詰めてくるでしょうし、展開というよりも状態が気になりますね。モズカッチャンは休み明けはちょっとボケているので個人的には少し割り引いて考えています。

あとの馬たちも基本後ろという感じがするので、前に行く馬は比較的楽な感じはしますね。

となると、後ろの馬はよっぽどの決め手やロングスパートに対応できる持久力が必要になりますが、GⅠホース五頭相手にそれができそうな馬がいるかというと若干疑問です。

ギベオンやサトノワルキューレあたりは地力と成長しだいでしょうが、両頭ともディープインパクト産駒で、いかにもディープいう感じの戦績なので期待しにくい部分はありますね。

総合すると前の馬のほうが怖いですね。

決め手

決め手に関しては実績があるのはペルシアンナイトですが、2000mや左回りになるとあまり実績がないのがつらいところです。

他のGⅠホースたちも長くいい脚を使うというよりは勝負所で一瞬伸びて最後は脚色が同じになるタイプがほとんどです。

となると騎手の駆け引きもポイントになってくるのかな?と感じてしまいますが、それにプラスして実績馬が多いことなどからもメイチに仕上げてきてない可能性も十分で、難しくなってきますね。

血統面

まずリーディング種牡馬のディープインパクト産駒は差しタイプがギベオンとサトノワルキューレ、逃げ・先行タイプがダノンプレミアムとアルアインの計四頭です。

中京での重賞の勝ち馬を一通り見てきたところ、ほとんどが差しや追い込みでしたが、共通していたのは相手があまり強くない時ばかりでした。また、データ的には中京競馬場はディープインパクト産駒は中央の競馬場に比べてローカルの競馬場の勝率が数パーセント低い傾向にあり、得意にはしていません。

となると差しタイプ二頭は厳しそうです。

次にキングカメハメハ二頭がエアウィンザーとスズカデヴィアスですが、キングカメハメハはクラスが上がっても相手なりに走るという傾向があるものの、相手が強くなると二着、三着にしっかり負けてしまいます。まさしくエアウィンザーにとってはそろそろ負けそうなレースにはなるんですが、母系があのスーパー善戦血統エアデジャヴーの血なので最後の最後でとらえ切れないという映像は十分予想できます。

スズカデヴィアスは年を取り過ぎていますし、相手が悪すぎるでしょう。

そしてハービンジャー二頭、モズカッチャンとペルシアンナイトですが、このハービンジャーという種牡馬もキングカメハメハ同様相手が強くなるとしっかり負けてしまう種牡馬です。

おそらくディープインパクトほどの爆発的な末脚というよりも、勝負所で鋭く詰めてくるタイプ、もしくは前が止まったところをサッと交わすタイプなのだからだと思いますが、はたしてダノンプレミアムやアルアインみたいなタイプを出し抜いて後ろから交わせるかというと、この中京競馬場はあまり適していないような印象もあります。

モズカッチャンはこの世代では好きな馬なんですが基本善戦ガールですし、ペルシアンナイトは距離延長で決め手は明らかに割引が必要そうです。

ハーツクライ産駒のリスグラシューは非常に強い馬ですが、重賞を約50近くしているハーツクライ産駒の中京での重賞勝ちは2勝のみ、これが金鯱賞の2勝(ハーツクライとカレンミロティック)なので話はややこしくなるんですが、どちらも先行して押し切るという強い内容。休み明けのこの時期にリスグラシューがこのレースができるかというと相手も強いしあまり期待はできませんね。

ステイゴールド産駒(ショウナンバッハ)は相手が強いと能力的な限界が見えている馬は買えませんし、馬の格で勝負するジャングルポケット(クリノヤマトオー)のような系統は決め手がないと難しそうな印象もありますね。

逆に血統的にプラスかなと感じるのが、フランケル×ウォッカ(父タニノギムレット)のタニノフランケルとルーラーシップ×母の父サンデーサイレンスで祖母シンコウラブリィのムイトオブリガードです。

どちらも力は少し落ちるかなという印象はありますが、近走充実の長良血馬で血統的な奥行きはなんといっても魅力です。決め手では勝負にならないと思うんですが、どちらも先行していかに粘りこむかという条件つきで三着ぐらいはないかな?というのは買いかぶりだと思いつつも、上位人気馬以外で面白そうなのはこの二頭ぐらいです。

 

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金鯱賞2019の予想

一通り考えてみたところどの馬も一長一短でどうしても消去法になってしまいます。

そう考えるとやはり前に行く馬が魅力的に感じてしまいますね。

◎ ダノンプレミアム
〇 アルアイン
▲エアウィンザー
△リスグラシュー
大穴タニノフランケル、ムイトオブリガード

モズカッチャンとペルシアンナイトは最後は詰めてきて掲示板前後になりそうですが今回はスルーです。

馬券の買い目

 

スルー推奨!
今回は見て楽しみましょう

 

今回は上位人気馬のどの馬も不安要素が強すぎますし、かと言って下位に人気馬にそれをひっくり返すだけの力量があるかというと疑問です。

上位人気馬が来ても配当的なうま味がなさそうですし、かと言って絞り込みが難しいので買えません。

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