日本ダービー2019 出走馬の血統分析と予想

投稿者: | 2019年5月21日

非ノーザンファーム生産馬にもチャンスあり?

2019年5月26日(日)に東京競馬場で行われる第86回東京優駿(日本ダービー、GⅠ、芝2400m)の予想を行っていきたいと思います。

すべてにホースマンが目指すと言われる”ダービー”ですので注目度も高いレースなので、少しでも馬券的中のヒントになるような記事にしたいですね。

さて、日本ダービーですが、血統分析に入る前に過去のレース結果を見ていて気になったのは生産牧場についてです。

かつて社台グループと言えば、社台ファームを中心としてそこにノーザンファームや追分ファームなどが存在する形ですが、近年は吉田兄弟の次男である吉田勝己さんが代表をつとめるノーザンファームがディープインパクトなどの登場により、完全に一強体制になりつつあります。

GⅠでもノーザンファーム生産馬が上位を独占などということも珍しくなくなりました。

しかしながら今回の日本ダービーですが、ここ四年の強さは際立つものの、過去十年間まで範囲を広げると三着以内に入った馬三十頭のうちノーザンファーム生産馬は十四頭にとどまり、思ったより寡占状態ではないことが分かります。

ちなみにディープインパクト産駒に注目してみると、産駒が出走し始めた2011年(八回分)からの成績では一着四回、二着二回、三着三回と九頭が馬券に絡み、このうち六頭がノーザンファームの生産馬となります。

今年で言うと出走してきそうなディープインパクト産駒は六頭いますが、ノーザンファーム産はサトノルークスとダノンチェイサー二頭のみとなり、非ノーザンファームの生産馬とノーザンファーム産でもディープインパクト以外の産駒が馬券に絡む可能性は高いと思われます。

過去十年間の日本ダービーで三着以内の馬の生産牧場(生産者)

年度  一着馬の生産牧場(生産者) - 二着馬 - 三着馬

2018年 ノーザンファーム(5) - 田上徹(4) - ノーザンファーム(16)
2017年 ノーザンファーム(2) - ノーザンファーム(3) - ノーザンファーム(1)
2016年 ノーザンファーム(3) - ノーザンファーム(2) - 服部牧場(1)
2015年 ノーザンファーム(1) - ノーザンファーム(5) - ノーザンファーム(3)
2014年 ノースヒルズ(3) - 社台コーポレーション白老ファーム(1) - 競優牧場(12)
2013年 ノースヒルズ(1) - 社台ファーム(3) - アメリカの牧場(8)
2012年 パカパカファーム(3) - 追分ファーム(5) - ノーザンファーム(7)
2011年 社台コーポレーション白老ファーム(1) - ノーザンファーム(10) - 社台ファーム(8)
2010年 社台ファーム(7) - ノーザンファーム(5) - 社台ファーム(1)
2009年 ノーザンファーム(2) - 社台ファーム(5) - 前川隆徳(8)

赤字はディープインパクト産駒
太字はノーザンファーム生産馬
カッコ内は単勝人気

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今回も血統から感じるイメージを数値化して、レース内容など主観的要素ができるだけ予想の邪魔しないように判断材料にしてみたいと思います。

また、今回はオークスの結果も踏まえて馬場適正をさらに重視して1.5倍した数値を加えてみます。

アドマイヤジャスタ

父:ジャスタウェイ 母の父:エリシオ(Fairy King系) ノーザンファーム生産馬

前走はスタートが悪く後方からの競馬になりましたが、8枠だったのも痛かったですね。

直線もゴチャゴチャしてこの馬の走りはできませんでしたが、一流馬であれば最後もう一伸びがほしかったところです。

父親がハーツクライの血を引くジャスタウェイなので東京競馬場の高速馬場は問題ないでしょうが、かといって母系はヨーロッパ型の中距離タイプなのではたして突き抜けるだけの力があるかな?と思いますね。

血統的には真ん中あたりの枠から好位につけて粘りこむ競馬がベストでしょう。

お兄さんはハーツクライ産駒のアドマイヤラクティがいますが、どうしても母系に速い血がないのが気になり、若干この馬場では決め手に欠けるかなという気がします。

6枠12番に決定

スピード:★★★ スタミナ:★★★★ 決め手:★★★ 底力:★★★ 馬場適正:★★★ 合計17.5pt(基本16pt+馬場適正補正値1.5pt)

エメラルファイト

父:クロフネ 母の父:スペシャルウィーク

父クロフネ、母の父スペシャルウィークともに東京競馬場では強い競馬を見せる馬が多く馬場適正は高い馬だと思いますね。母の母の父がストームキャットの系統というのもいいと思います。

ただ、父クロフネが快速馬と言っても母系に活躍馬があまり見られず母親は中央で未勝利ということで、そこまで血統的奥深さがあるとは思えません

血統的にも中団につけてしっかり伸びてくるというよりも、極端な競馬であっと驚く勝ち方をするタイプなんですが、さすがに相手が強すぎるでしょう。

2枠3番になりましたが、どうせだったら思い切って前に行ったほうがいいと思います。

スピード:★★★ スタミナ:★★★ 決め手:★★ 底力:★★ 馬場適正:★★★★ 合計16pt(基本14pt+2pt)

クラージュゲリエ

父:キングカメハメハ 母の父:タニノギムレット ノーザンファーム生産馬

血統的にはスケール感があり、面白い血統だと思って皐月賞は穴指定していた馬だったんですが、十四番人気ながら五着に来ました。

祖母は競走馬としてだけではなく繁殖に入ってもいい仔を出した名牝トゥザビクトリーの全妹ですがこの系統は中距離で優れた先行力を活かして走る馬が多いのが特徴ですね。

ただ、問題は母の父にブライアンズタイム産駒のタニノギムレットが配合され若干勝負強さは増していそうなものの、超一流馬がおらずGⅢで勝ち負けするにとどまる中級馬ばかりなのが気になります。

父はキングカメハメハなのである程度時計勝負には対応できそうですが、どちらかと言えば力のいる馬場向きでもう少しピリッとした武器みたいなものがないと買いにくいですね。血統上、本格化はもうちょっと先でしょう。

5枠10番に決まりましたが、枠としては絶好で鞍上も三浦皇成騎手で不気味な存在にはなりました。

スピード:★★★ スタミナ:★★★★ 決め手:★★★ 底力:★★★★ 馬場適正:★★★★ 合計20pt(基本18pt+2pt)

サートゥルナーリア

父:ロードカナロア 母の父:スペシャルウィーク ノーザンファーム生産馬

母はあの日米オークス馬シーザリオ、兄にリオンディーズ、エピファネイアという良血馬なので逆らう理由がありません。スピード、スタミナ、底力など日本では最高クラスの血統構成です。

また兄たちに比べて大人しいというのも魅力ですし、能力に関してはもう疑いようがありません。

あと心配なのは母系に現代的なスプリントの血がない点なのですが、父は日本のスピード競馬が産み出した集大成ともいうべきロードカナロアですし心配はないでしょう。不安があるとすれば前に行ったり先に抜け出した馬が止まらなかったというパターンぐらいですね。

3枠6番でそこそこいい番号をひけましたね。

スピード:★★★★ スタミナ:★★★★ 決め手:★★★★ 底力:★★★★★ 馬場適正:★★★★ 合計23pt(基本21pt+2pt)

サトノルークス

父:ディープインパクト 母の父:Sadler’s Wells ノーザンファーム生産馬

母親の兄弟にはヨーロッパで活躍した馬たちがならび、この馬の全姉にはエリザベス女王杯で三着に入ったタッチングスピーチがいます。

血統的背景に関してはトップレベルにありますが、問題はディープインパクト×サドラーズウェルズという配合で一流馬がほとんど出ていない点です。

サンプルが多いので一通りディープインパクト産駒を眺めてみたんですが、母の父でサドラーズウェルズ系で活躍した馬を探してみたところ最初に出てきたのがジュールポレール(ヴィクトリアマイル)でした。

ただ、ジュールポレールの母の父はサドラーズウェルズの全弟であるフェアリーキングの子エリシオであり、母の母の父にミスタープロスペクターがおり、スピードの血をしっかりと持っています。

かたやサトノルーカスの母系の構成を詳しく見ると母の母の父はIrish River(アイリッシュリバー)であり三代母の父にようやくミスタープロスペクターの父Rise a Nativeが出てきますが、どちらかというと父親は中距離馬なのでスピードや馬場適正に関してはやはり不安が残る配合です。

皐月賞の前には三連勝していたほどの馬なので切りにくいのですが、詳しく血統を見てみると現在の東京競馬場のレースでは買えませんね。

2枠4番になりある程度前に行く必要がありますが、血統からは勝負所で置いて行かれるような気がします。

スピード:★★ スタミナ:★★★★ 決め手:★★★ 底力:★★★★ 馬場適正:★★ 合計16pt(基本15pt+1pt)

ザダル

父:トーセンラー 母の父:Lemon Drop Kid(Kingmambo系)

現在三戦三勝でプリンシパルステークスを勝ってダービーに挑んできました。

トーセンラーはマイルチャンピオンシップを勝ったディープインパクト産駒らしい馬ですが、イメージとしてはディープインパクトの廉価版というとらえ方で大丈夫でしょう。

となると気になるのは母系ですが、母の父はアメリカで一流の競走成績を残したレモンドロップキッドであり、キングカメハメハと同じキングマンボの子供になります。

アメリカでは中堅どころの種牡馬として活躍していますがイメージとしてはスピード内在型の中距離馬という感じでしょうね。ただ日本向きの底力があるかというとそれほどはないような気がします。

ただこの馬は配合的に若干面白く、昨年の日本ダービー馬ワグネリアンに配合がよく似ています。

父親はディープインパクト(ザダルはトーセンラー)で母の父はキングカメハメハ(ザダルはレモンドロップキッド)、母の母の父はどちらもBroad Brush、三代母の父にまで遡ってやっと違いが出る感じで、ワグネリアンはインリアリティの子供のValid Appeal、ザダルはヘイルトゥリーズンの子供のStop the Musicになります。

こうして見ると完全にワグネリアンの廉価版配合という感じがしますが、底力がなさそうです。ザダルの近親に活躍馬も少ないですね。

スピード:★★★ スタミナ:★★★ 決め手:★★ 底力:★★ 馬場適正:★★★ 合計14pt(基本13pt+1pt)

→ 回避したようです

シュヴァルツリーゼ

父:ハーツクライ 母の父:Monsun

父はスタミナ自慢のハーツクライにお母さんはドイツオークスの二着馬でモンズーン×シャーリーハイツ系×サドラーズウェルズ系という中長距離配合です。

ハーツクライ産駒の一流馬は母の父にスピード系の馬がいることがほとんどなので、完全にスタミナ寄りになっていますね。皐月賞はそれを証明するかのように終始後方のままでした。

おそらくベストは菊花賞なんでしょうが、今回大外枠の8枠18番に入ってしまい完全に勝ち負けするイメージがなくなりましたね。

スピード:★★ スタミナ:★★★★★ 決め手:★★ 底力:★★★ 馬場適正:★★★ 合計16.5pt(基本15pt+1.5pt)

タガノディアマンテ

父:オルフェーヴル 母の父:キングカメハメハ

お兄さんにタガノトネール(武蔵野S)とタガノエスプレッソ(デイリー杯2歳S)がいる馬ですが、父親がそれぞれケイムホームとブラックタイドからオルフェーヴルに変わっています。

兄二頭が父親の特徴を活かした成績を残していることを考えると、この馬が若干勝ちきれないレースをしているのも何となく納得してしまいますね。

産駒の数も増えてきたオルフェーヴルなんですが、こういう決め手が若干甘いのが本来の姿なのでしょう。

母系を詳しく見ると母の父はキングカメハメハに母の父の父はトニービンということで若干スピードというよりもスタミナという感じはしますが、東京コースには相性のいい両馬なので馬場適正は高いように感じます。

しかしながら前に行っても後ろから行っても中途半端なこの馬が8枠16番に入ってしまったのは痛かったような気がします。

できれば内に入って、先行してから粘りこむ競馬を見たかったですね。

四代母まで遡ると近親にトゥザビクトリーの一族がいますが、今のところオルフェーヴル産駒の上級馬は早い段階から素質を示している馬が多いので少し狙いにくいですね。

スピード:★★★ スタミナ:★★★ 決め手:★★ 底力:★★★ 馬場適正:★★★★ 合計17pt(基本15pt+2pt)

ダノンキングリー

父:ディープインパクト 母の父:Storm Cat

ディープインパクト×ストームキャットという東京競馬場の高速馬場に対しては最高とも言える配合ですね。これまでも多数の実績があり信頼できます。

母系はストームキャット×インリアリティ系×レイズアネイティヴ系ということでバリバリ北米血統なんですが、しいて弱点をあげるとすればやはりスタミナの血が少し弱いところですね。ただ先週のオークスのような軽い馬場状態だと2000mこなせるようであれば特に問題はないと思います。

あとは勢いにのると物凄い末脚を発揮しますが、スピードに乗ろうとしたときに不利を受けたりすると立て直すのに時間がかかる血統なので、騎手がうまく立ち回れるかでしょう。

血統のポテンシャル的にには今回ナンバーワンです。

4枠7番。騎手は戸崎騎手ですが・・・。

スピード:★★★★★ スタミナ:★★★ 決め手:★★★★★ 底力:★★★★ 馬場適正:★★★★★ 合計24.5pt(基本22pt+2.5pt)

ダノンチェイサー

父:ディープインパクト 母の父:ロックオブジブラルタル(デインヒル系) ノーザンファーム生産馬

母はアイランド2000ギニー馬サミタ―であり、近親にも活躍馬がおり世界的にも良血馬になります。

母の母の父であるデインヒルはスプリント戦からクラシックディスタンスで様々な活躍馬を送り出したダンジグ系最大の種牡馬ですが、母の父ロックオブジブラルタルは自身も含めて産駒も短距離での活躍が目立ちます。

ダノンチェイサーの場合母の母の父にRainbow Quest(レインボウクエスト)がいるので多少距離が持ちそうなんですが、三代母の父はこれまたダンジグ系の短距離型Green Desert(グリーンデザート)になっており、全体的に少し気性がカリカリした馬が多いという印象ですね。

身体能力に関しては一流クラスですが、問題は内面でしょうね。

→ 脚元に不安が出た(跛行)ため回避

スピード:★★★★★ スタミナ:★★★ 決め手:★★★★ 底力:★★★★ 馬場適正:★★★★ 合計22pt(基本20pt+2pt)

ナイママ

父:ダノンバラード 母の父:ジャングルポケット

相場眼のスペシャリストとして知られる”総帥”岡田繫幸さんの持ち馬ですが、母系は西山牧場出身の牝系にジャングルポケットにブライアンズタイムが配合されています。いかにも力のいる馬場向きの配合です。

父ダノンバラードはディープインパクト産駒ですが当然ディープインパクトを超える種牡馬ではないので、どうしても血統的には地味な馬ですね。

またここ数戦は大敗とはいかないまでも掲示板前後の成績も続いており、買う要素がまったくありません。

8枠17番というのも最悪ですね。

スピード:★★ スタミナ:★★★ 決め手:★★ 底力:★★ 馬場適正:★★ 合計12pt(基本11pt+1pt)

ニシノデイジー

父:ハービンジャー 母の父:アグネスタキオン

東京スポーツ杯2歳S(GⅢ)では評判馬ルヴォルグやヴェロックスをくだし、ホープフルステークスでも三着に入ったことなどから有力馬の一頭になったニシノデイジーですが、弥生賞の凡走に続き皐月賞での大敗してしまったため、その旗色が少し怪しくなってきました。

三代母はスプリンターズSを制したニシノフラワーがおり大物がでてもおかしくない血統なんですが、やや早熟傾向の高い馬だったのでこの馬ももしかしたら完成度の高さで勝負できていた可能性があり、上積みがあるのか若干怪しいところがありますね。

実際にここまでのレースでそれほど速い時計で走っていないので、あくまで立ち回りで勝負するタイプなのでしょう。

母の父にアグネスタキオンがいるのである程度の時計であれば勝負はできそうですが、能力的にロスなく回ってきて掲示板ぐらいかなという気がしますね。

5枠9番ということで、馬群の中に入るのは間違いないとして、勝負所で抜け出してくるだけの切れる脚があるかは少し疑問ですね。

血統的に最後まで伸び続けるというタイプではないだけに前が開いたときに少しでも前に行けてないとつらいと思います。

スピード:★★★ スタミナ:★★★ 決め手:★★★ 底力:★★★★ 馬場適正:★★★ 合計17.5pt(基本16pt+1.5pt)

ヒルノダカール

父:ヴィクトワールピサ 母の父:メジロマックイーン

→ 抽選漏れして白百合ステークスに出走予定のようです。

スピード:★★★ スタミナ:★★★ 決め手:★★ 底力:★★ 馬場適正:★★ 合計13pt(基本12pt+1pt)

マイネルサーパス

父:アイルハヴアナザー 母の父:タマモクロス

抽選を抜けてきましたがここ二戦は凡走しています。

祖母ヒカルダンサーは重賞の勝ち馬ですが、近親に目立った活躍馬が見られません。

母系のタマモクロス×ナイスダンサー×アローエクスプレスという配合いかにも古く、僕が競馬をはじめた頃であればそこそこの血統だったんですが、さすがに今の時代には合いませんね。

父アイルハヴアナザーはフォーティーナイナー系の種牡馬ですが、当たりはずれのある系統ですし、母系の下地も弱く買えませんね。

3枠5番とスタートさえよければまぁまぁの枠には入ったんですが、最初から追走に四苦八苦しそうな感じがします。

スピード:★★ スタミナ:★★★ 決め手:★★ 底力:★ 馬場適正:★★ 合計11pt(基本10pt+1pt)

 

メイショウテンゲン

父:ディープインパクト 母の父:フレンチデピュティ(Vice Regent系)

ショウナンパンドラ、マカヒキ配合ですが母の母の父がサドラーズウェルズとなり、少し力のいる馬場向きの配合になっていますね。

マカヒキも母の母の父がレインボウクエストということで、同じく力のいる馬場向きの種牡馬だったんですが、日本競馬へのサドラーズウェルズ自体の相性の悪さは折り紙付きですし、母メイショウベルーガの走りからしても明らかにパワー型ということははっきりしており、人気所に比べると馬場への相性などで評価は下になりますね。

4枠8番といういい枠で鞍上も武豊騎手というのはプラスですが、今がピークかというとまだ先という気もするので手が伸びにくい馬ですね。

スピード:★★★ スタミナ:★★★★ 決め手:★★★★ 底力:★★★★ 馬場適正:★★★ 合計20.5pt(基本19pt+1.5pt)

ランフォザローゼズ

父:キングカメハメハ 母の父:ディープインパクト ノーザンファーム生産馬

鞍上の福永騎手によると成長途上であるようなコメントがあり、皐月賞上位馬に対しては格上視しているようですね。

血統的面から受けるように能力はありそうですが、完成がもうちょっと先だと考えると多少の割引は必要かもしれません。

祖母はあのエアグルーヴに母の父ディープインパクトということであのダービー馬ドゥラメンテと似たような配合(ドゥラメンテは母の父がサンデーサイレンス)になります。

母系はスタミナ十分で先行力もあり大舞台でも強いキングカメハメハということで怖さはありますが、素直に母系の良さを引き出していたサンデーサイレンスから少し血統的には癖のあるディープインパクトに変わっているとうのはドゥラメンテよりはマイナスという感じもしますね。しかもあちらの母親は競走馬としても一流だったアドマイヤグルーヴです。

今のところキングカメハメハにありがちな勝ちきれないレースが続いており、本番もちょっと足りないという場面が見えなくもありませんね。

7枠14番というのは若干外ですが、前に行くことはできますしそこまでは心配な枠ではないですね。

突き抜けられない可能性は十分ありえるのですが、馬券を買わずにいざ勝たれるとなんでこの血統で買わなかったんだとなりそうな配合で難しいところです。

スピード:★★★★ スタミナ:★★★★ 決め手:★★★★ 底力:★★★★ 馬場適正:★★★★ 合計22pt(基本20pt+2pt)

リオンリオン

父:ルーラーシップ 母の父:クロフネ ノーザンファーム生産馬

この馬は祖母がトゥザビクトリーですが、今回はこの系統の関連馬が多いですね。

逃げることが予想されますが、父ルーラーシップに母の父がクロフネと見て納得の配合ですね。この配合だと極端なレースのほうが結果が残っているケースが多いですね。

この馬が狙うとすればキセキ(父ルーラーシップ)が昨年の秋に見せたようなレースでしょうが、母系はクロフネにサンデーサイレンス×ヌレイエフという今の高速馬場にはもってこいの配合であり、父ルーラーシップのスタミナと相まってどこまで粘れるかは注目です。

あとはどこまでの馬かという点とトゥザビクトリーの系統があまり東京競馬場で活躍しているイメージがない点が心配なんですが、さらに鞍上が横山典騎手から息子の横山武騎手に乗り変わり買える要素が低くなりました。

ただ、この馬の血統からすると思い切った競馬をしたほうが結果は残せるかもしれないという気もしなくはありません。

7枠15番ですが、差しても持ち味は活かせないと思うので当然いくでしょうが、青葉賞の勝ち馬が本番で活躍していないことや息子への乗り変わりなのでマイナス要素が多すぎますね。

スピード:★★★★ スタミナ:★★★★ 決め手:★★ 底力:★★★ 馬場適正:★★★★★ 合計20.5pt(基本18pt+2.5pt)

レッドジュニアル

父:キングカメハメハ 母の父:マンハッタンカフェ

京都新聞杯の勝ち馬です。

掲示板をまだはずしていないことは魅力なんですが、成績はなんとなくマンハッタンカフェらしいというか、勝った京都新聞杯は非根幹距離の2200mですしまだ上りタイムで33秒台を記録したことがありません。

キングカメハメハの活躍馬は比較的母の父がアクの強いタイプのほうが活躍しているので、母の父マンハッタンカフェは少し地味な感じがしますね。

母の母の父スキャンはミスタープロスペクター系の中では成功した部類に入りませんし、三代母の父シーホークの血もやっぱり少し古い感じはします。

血統から受けるイメージはどうしても中距離のGⅢタイプという感じですね。

6枠11番で差し馬タイプなんですが、最後外を回して雄大に伸びてきそうなイメージの血統ではありません。

スピード:★★★★ スタミナ:★★★ 決め手:★★★ 底力:★★ 馬場適正:★★★ 合計16.5pt(基本15pt+1.5pt)

ロジャーバローズ

父:ディープインパクト 母の父:Librettist(Danzig系)

従姉妹にはジェンティルドンナをもち血統構成は母の父が同じダンジグ系のBertoliniなので血統構成はそっくりですね。

母系は母の父がダンジグ系でありすこしスピードよりなのですが、母の母の父が日本でも相性のいいリファール系のリファールスペシャルなので非常に不気味な配合ですね。(まぁジェンティルドンナ配合なので当然と言えば当然なんですが)

懸念事項としてはディープインパクトそのものがそもそもリファール系の影響が強く出ている感じなので母系でクロスが生まれており、はたして本番でリファール系のもまれ弱さが顔を出さないかな?という点ですね。

スプリングSは七着、京都新聞杯は二着と敗れており底が見えたような感じはあるものの、東京コースは初めなのでその血が爆発する可能性は十分あります。

二桁人気になりそうですが、まだ見切るべき血統ではないと思いますね。1枠1番ですが最後まで勢いで行ってしまうポテンシャルはあると思います。

スピード:★★★★ スタミナ:★★★★ 決め手:★★★★ 底力:★★★★ 馬場適正:★★★★ 合計22pt(基本20pt+2pt)

ヴィント

父:モンテロッソ 母の父:グラスワンダー

見事抽選を抜けてきましたが、どうなんでしょうか500万下を勝っただけの身であり、記念出走のような感じがしてなりません。

母系はさかのぼると四代母にオークス馬シャダイアイバ―がいるという社台系の配合であり近親にはエアジハード(安田記念)やガレオン(NHK杯二着:懐かしいw)がおり、可能性はゼロではないとは思うんですが、お母さんが未勝利馬ということなど、他の馬に比べるとやはり少し前の血統かなという感じもしなくはありません。

父モンテロッソは貴重なドバイミレニアムの血を引く種牡馬ですがまだ大物が出ておらず、このあたりも推しにくいところですね。

母系にリアルシャダイが入っていますが、スタミナのじり脚タイプとしてかなり影響力のある血なので、個人的にはこの部分でも買いにくいです。

→ 1枠2番

スピード:★★ スタミナ:★★★ 決め手:★★ 底力:★★ 馬場適正:★★ 合計12pt(基本11pt+1pt)

ヴェロックス

父:ジャスタウェイ 母の父:Monsun ノーザンファーム生産馬

きゅう舎関係者によると長くいい脚が使えるのが武器だということですが、騎乗予定の川田騎手の評価も高そうな感じがします。

父ジャスタウェイはハーツクライ産駒で東京コースとの相性がいいのは間違いないでしょうが、母の父モンズーンがはたして現在の超高速馬場で通用するかは気になりますね。

勝負所で置いて行かれるのが心配なのであまり外の枠は避けたいですし、ハーツクライ系お得意のちょい負けもありそうなんですよねぇ。

皐月賞の走りからは本命級のかなり強い馬だとは思ったんですが、血統上はなぜかそんなに点数が上がってこないんですよね。

7枠13番は先行力があるのでそれほど気にはならないんですが、有力馬とは紙一重の差という感じがするので、他の有力馬より外に入ったことが微妙に勝負の分かれ目にならないかという心配はあります。

母の母の父がダンジグ系の一流種牡馬チーフズクラウンなんですが若干中距離よりの種牡馬なので、この位置にダンジグそのものがいれば面白かったとは思うんですがはたして・・・

スピード:★★★ スタミナ:★★★★★ 決め手:★★★★ 底力:★★★ 馬場適正:★★★ 合計19.5pt(基本18pt+1.5pt)

予想

今回僕の見立てでは上位三頭の拮抗と見ます。

ランフォザローゼズやロジャーバローズなどにもチャンスはないとは思わないんですが現在の完成度を考えるとこの二頭はギリギリ馬券圏内に入ってこれるぐらいかな?という感じがしますね。

あと血統的にはメイショウテンゲンやリオンリオンなどは面白そうなんですが、はたしてこの上位陣を前にして三着に入れるかと言うと大崩れも考えにくくあくまで馬券的には次点までかなという気がします。

上位三頭に関してはレース展開により順位は前後する可能性はあると思いますが、崩れる心配が一番なさそうなのがサートゥルナーリアということでこの馬を本命にしました。

ダノンキングリーに関しては力を発揮できれば突き抜ける力はあると思うんですが、勝負所で前が詰まると凡走もあり得るということで二番手まで、ヴェロックスはそんなに大崩れはしないとは思うんですが、ダノンキングリーとは逆に突き抜けられないという可能性も考慮しました。

どうしてもハーツクライの血を引いていると肝心なところでの二着三着はお約束ですしね(笑)。

個人的には今回の日本ダービーは固めに決まると予想します。

◎ サートゥルナーリア
〇 ダノンキングリー
▲ ヴェロックス
△ ロジャーバローズ
× ランフォザローゼズ
穴(将来的に面白そう、潜在能力重視) メイショウテンゲン、リオンリオン

ランフォザローゼズは能力はありそうなんですが、秋以降のほうが面白そうですね。

三連複の抑えまででしょうか。と、書いていたら▲にしていたダノンチェイサーが回避したので繰り上げしておくとにします。

 

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