チャンピオンズカップ2018予想 血統と各馬寸評



 

秋のダート王決定戦

今週は、2018年に12月2日に行われる”ダート日本一決定戦”第19回チャンピオンズカップ(GⅠ)の予想を行います。

今週は土曜日に阪神競馬場でチャレンジカップ(GⅢ)が行われるので紛らわしいかぎりなんですが、今回は中京競馬場での開催となりますのでお間違えのないようにお気を付けください。

思えば前身となるジャパンカップ・ダート時代は東京競馬場で開催され、そこから阪神競馬場に変わり、2014年から中京競馬場で開催されていますが、コースが変わればレースの特性も変わるので、あまり過去のデータは参考になりにくく、予想は難しい印象があります。

正直言うと僕は苦手で相性の悪いレースということを最初に言っておきます(笑)。

スポンサーリンク


 

第19回チャンピオンズカップの展望

人気馬があてにならない?

過去に東京競馬場で開催されていたジャパンカップ・ダート時代を振り返れば、ウイングアロー、イーグルカフェ、クロフネをはじめとして、カネヒキリやヴァーミリアンなど錚々たる面々が人気してそのまま勝利するという比較的予想のしやすいレースでした。

しかしながら2014年からチャンピオンズカップに名称が変わったと同時に、中京競馬場に開催場所が変更となりましたが、この傾向が変わります。

実績十分で近走絶好調の馬が一番人気や上位人気になっていますが、上位人気馬のいずれかが崩れることが多く、一番人気も勝っていません。

2014年

上位三頭は先行、コパノリッキーは差して伸びずでした。

1着 ホッコータルマエ(二番人気:父キングカメハメハ) 1分51秒0
2着 ナムラビクター(八番人気:父ゼンノロブロイ)
3着 ローマンレジェンド(三番人気:父)
12着 コパノリッキー(一番人気:父ゴールドアリュール)

2015年

コパノリッキーやホッコータルマエはよどみのない流れを先行、上位に来た馬は中団もしくは後方待機グループでした。サンビスタは人気こそしていませんでしたが、前年の四着馬であり、近走調子がよかっただけに中京コースが合っていたといえますね。

1着 サンビスタ(十二番人気:父スズカマンボ) 1分50秒4
2着 ノンコノユメ(三番人気:父トワイニング)
3着 サウンドトゥルー(五番人気:フレンチデピュティ)
5着 ホッコータルマエ(二番人気)
7着 コパノリッキー(一番人気)

2016年

前年と同様1000mの通過が60秒台の速いペースでした。サウンドトゥルーは追いこんだものの、アウォーディー、アスカノロマンは好位追走で粘りこみました。ゴールドドリームやコパノリッキーも似たような位置でしたが、上位に来た馬たちとの違いは外枠だったのでこのあたりが影響したのかもしれません。

1着 サウンドトゥルー(六番人気) 1分50秒1
2着 アウォーディー(一番人気:父ジャングルポケット)
3着 アスカノロマン(十番人気:父アグネスデジタル)
12着 ゴールドドリーム(二番人気:父ゴールドアリュール)
13着 コパノリッキー(三番人気)

2017年

勝ったゴールドドリームは35秒台の脚を繰り出し見事な追い込み勝ちでした。二着馬から五着馬までは先行していた馬たちでしたね。二番人気サウンドトゥルーは後方待機も伸びずという結果でした。そう言えば7枠14番と外枠でしたね。

1着 ゴールドドリーム(八番人気)
2着 テイエムジンソク(一番人気:父クロフネ)
3着 コパノリッキー(九番人気)
4着 ケイティブレイブ(三番人気:父:アドマイヤマックス)
12着 サウンドトゥルー(二番人気)

外枠の差し・追い込みが決まっていない

過去四年間の内容を見ると中位人気の馬がよく来ていますが、それほどわけが分からない馬が来ているわけではありませんね。

近走好調の中位人気馬だったり、近走不振も過去の上位に来たことある馬が来ていたりして、あまり馬の格で判断するのはよくないのかもしれません。

また上位人気馬が飛ぶパターンとして差し馬が7枠や8枠に入った時に結果が残せていませんね。外枠で上位に来ている馬たちはほとんど先行馬なので、外に入った差し馬は割引が必要なのかもしれません。

 

スポンサーリンク


 

出走予定馬の寸評と血統診断

 

ルヴァンスレーブ

父:シンボリクリスエス 母の父:ネオユニヴァース

ここまで六戦五勝。今年初戦となった伏龍ステークスこそ2着に敗れましたが、前走の盛岡マイルチャンピオンシップは初の古馬相手に勝利して力を示しました。

間違いなくダートで三歳世代の中では最強馬ですね。スタートはそれほど良くありませんが、自分のペースで行けば最後しっかり伸びるのは魅力です。

ただ、少し気になるのは血統面です。父シンボリクリスエスと母の父ネオユニヴァースは一流の種牡馬と言えますが、ともにダートへの絶対的特性があるわけではありません。

シンボリクリスエス産駒にはサクセスブロッケン(フェブラリーステークス勝ちなど。母の父はサンデーサイレンス)やサンライズソア(平安ステークス勝ち。母の父スペシャルウィーク)などダートで活躍している馬もいますが、元々は芝系の種牡馬です。

僕自身の分析としては、全体的にシンボリクリスエス産駒には500㎏を超える大型馬が多いので、ダートは得意というよりも能力のある馬がパワーもあるのでこなしているだけという印象があります。不得手ではないのですが、ゴールドアリュールなどのダート系専用系種牡馬に比べるとどうしても信頼度は下がってきます。

ネオユニヴァースについても同様に、東京コースなど時計の速くなる馬場は苦手なものの、ダートはこなせる、という感じはこのあたりはシンボリクリスエスと似ていますね。

母系は四代母が重賞戦線で活躍したダイナフェアリーという社台ファームお馴染みの血統ですが、活躍馬は出ているもののルヴァンスレーブの近いところに超一流馬がいるわけではないので、あくまで中の上ぐらいという牝系出身という感じがします。

今のところルヴァンスレーブはサクセスブロッケンと同じような戦績なので当然馬券からは外せませんが、脚質的に外枠には入ってほしくはないですね。

→1枠2番に決定しました。

今回あまり行く馬がいなさそうなので、ある程度前に行くことも考えられますね。

サンライズソア

父:シンボリクリスエス 母の父:スペシャルウィーク

もう一頭のシンボリクリスエス産駒サンライズソアも人気しそうな一頭です。

現在四歳ですが、たまに謎の凡走はあるものの、重賞戦線でもしっかり通用していますね。これまでの走りを見ると、小気味よいスピードはあるんですが、決め手という部分で少し頼りなく、相手が弱ければ勝つけど、強いと勝ちきれないレースが多いですね。

血統面はルヴァンスレーブより見どころはあって、祖母は短距離で活躍して僕もリアルタイムで見ていたビハインドマスクに母の父はスペシャルウィークです。シンボリクリスエスにスペシャルウィークという配合は菊花賞やジャパンカップを勝ったエピファネイアと同じなので相性は悪くはないでしょうね。

現実的にはスピードや決め手が中途半端なので、掲示板前後かなという気はするんですが、元々新馬戦は芝のレースで勝ったように、血統面からもそこそこのスピードはあるはずなので、雨が降って脚抜きのいい馬場になれば面白い一頭だとは思います。

スポンサーリンク


 

サンライズノヴァ

父:ゴールドアリュール 母の父:サンダーガルチ

現在三連勝中でありこの一年間掲示板を外していないように絶好調です。ただ問題は相手がそれほど強くないレースばかり走ってきた点なんですが、一線級を相手に自慢の末脚が炸裂するか問題はここだけでしょう。

血統面に目をやると母の父サンダーガルチやその父ガルチの種牡馬成績がイマイチだった点は心配ですが、叔父はフェブラリーステークスの勝ち馬サンライズバッカスであり祖母はフラワーカップの勝ち馬で、走る下地はありますね。

不満なのは母系がサンダーガルチにリアルシャダイ×サーペンフロ(サーゲイロード系)と、あまりバランスが良さそうには見えない点ですね。超一流馬に見られるような配合とは少し違うので、今後そこまでの大物には育たないのかな?と思ったりしますね。

馬券的には非常に相性のいい馬なんですがね(笑)

ケイティブレイブ

父:アドマイヤマックス 母の父:サクラローレル

昨年の四着馬であり、先日京都競馬場で初めて行われたJBCクラシック(JpnⅠ、ダート1900m)を勝利しました。

非常に安定した成績を誇った同馬なんですが、実は先日のJBCクラシックまで中央の競馬場では2016年1月以来勝利がありませんでした。そのため、地方の少し深めのダートのほうがいいのかな?という印象があったんですが、このあたり馬場が原因なのか相手に恵まれただけだったのか気にはなります。

血統面に関しては正直分からいというのが感想です。

父アドマイヤマックスは芝レースで結構活躍した馬ですし、血統上そこまでダートが得意という構成でもありませんし、母系はほぼほぼ欧州型の配合でダートが得意だという要素がないんですよね。

経験的には、こういった今までの傾向と合致しない馬は大成しないもんなんですが、実績や調子的にも切れる馬ではないですよね。

オメガパフューム

父:スウェプトオーヴァーボード 母の父:ゴールドアリュール

三歳馬でこれまで七戦四勝。うち二回はルヴァンスレーブに負けて、もう一戦は青竜ステークスの三着なんですが、この時の一着馬と二着馬はその後もしっかりと活躍しているようで、まだまだ能力的に底が見えたとは言えません。

前々走の阪神競馬場で行われたシリウスステークス(GⅢ、2000m)は不良馬場をしっかりと差してきており、決め手は魅力ですね。

血統面を見ると母の父にゴールドアリュールの名前があり、これだけでダート適性は◎という感じがしますが、気になるのは父スウェプトオーヴァーボードの中央・地方問わずにダートで結果を残せていない点ですね。

レッドファルクスなどの活躍を見ていると分かるように芝1200m~1400mで非常に強い種牡馬なんですが、地方の重賞では約50回出走して三勝のみ、レッドファルクスをのぞくと大舞台で弱い血統だとどうしても勝負弱い血なのでここは正念場という気がします。

エンドスウィープ系は条件戦で弱い相手にはしっかり連勝してきて相手が強くなると頭打ちになる傾向にあるので、血統的にはそろそろ大敗する頃なんですが、母の父ゴールドアリュールがどういった影響を見せるかというところですね。

 

スポンサーリンク


アンジュデジール

父:ディープインパクト 母の父:フレンチデピュティ

前走京都で行われたJBCレディースクラシック(JpnⅠ)を六番人気で勝利しましたが、ディープインパクト産駒としては珍しい(初めてではない)中央の競馬場でのダート戦での勝利でした。

それまで地方でしか結果を残していなかったので僕も軽視しておりビックリしたのですが、相手関係をどう見るかでしょうね。

血統は父がディープインパクトなので芝向きなのは間違いないのですが、母系単体で見るとフレンチデピュティにクラフティプロスペクターという配合で、これだけだとダート馬には見えます。もしかしたら母系の影響が強いのかもしれませんね。叔父オールドブラッシュ(父ウォーエンブレム)も川崎記念の勝ち馬でダートの適性はありそうです。

母系の印象はダートの短いところに強そうな中級馬という感じなので、ここは底力不足で厳しいというのが血統的な判断となります。

ノンコノユメ

父:トワイニング 母の父:アグネスタキオン

今年のフェブラリーステークス(GⅠ)の勝ち馬ですが、その後凡走が続きました。

東京競馬場での良績が続くだけにやはり馬場による相性が強そうな馬ですね。中央開催の結果に比べると地方での不振が目立つのでやはり脚抜きのいい馬場のほうがいいのでしょうね。2016年には同レースで二着に入っているので、ここで一変はありえるでしょう。

父トワイニングは近親にヤマニンパラダイスやグリーンデザートがいるようにスピードに自信ありのタイプと言えますが、どうしても父エンドスウィープは中級馬量産機なので底力面の不安はあります。

ただこの馬の特徴は母系のすばらしさであり、三代母ビューバーダンスの系統からは世界的に活躍している馬が多く表れており、種牡馬ハーツクライも近親となり、強力な母系と言えますね。

個人的には特殊な条件下でのみ走るタイプだと思いますので、今回は二年前と同様内枠には入れたら勝負になると思います。

→3枠5番に決定!

理想的な枠に入った印象ですが、タイプ的には直線まで我慢するのが理想なのでどこまで詰め切れるかでしょうね。

インカンテーション

父:シスターミニスター 母の父:プライムミニスター

すでに八歳ですが今年のフェブラリーステークスで三着に入った他、中央でもプロキオンステークスで二着に入るなどまだまだ元気さが目立ちます。

実績的にはGⅠで好走したかと思えば格下相手に取りこぼしたり、かと言って人気してないと走ったりするので非常に買いにくい馬ですね。

父シスターミニスターはシアトルスルー系のオールドトリエステ産駒ですが、昨年あたりから中央では二十位あたり、地方では五位ぐらいの種牡馬成績を残しており、活きのいい種牡馬です。

ただ、勝ち馬率は非常に高いのですがあまり大物にならない馬も多く、このあたりはダート系の量産型種牡馬であるエンパイヤメーカーやヘニーヒューズ、サウスヴィグラスによく似ています。

母系は叔母さんがフランスオークスで三着に入るなど中々活躍した馬のようですが、全体的な印象としてはスプリント系の血が多くあまり器用そうな感じではしません。

少しだけプラスな点を挙げるとすれば、今回有力馬の血統バランスがあまりよくないと感じる中、この馬の血統コンセプトはアメリカ競馬で走っていそうというか、何かコンセプトが一貫している点に好感を覚えます。

→大外枠の8枠15番に入ってしまったので、評価は下げざるをえません。

スポンサーリンク


 

パヴェル(Pavel:アメリカから参戦)

父:Creative Cause 母の父:Maria’s Mon

唯一の海外からの参戦となりますが、GⅠは一応勝ってはいますがレースの格からすると一流半という感じですね。ただ、今年のドバイワールドカップ(GⅠ)は四着に来ているので、このレースで六着に入ったアウォーディー(先日引退)ぐらいの力はあるかもしれません。そう考えると軽視もしにくいですね。

日本で走ったことがないので、血統だけから判断するしかないのですが、父はストームキャット系の大種牡馬ジャイアントコーズウェイ産駒のクリエイティブコーズが父親ですが、あまり産駒がまだ出回っていないにしても代表産駒はこのパヴェルなので、ちょっとつかみづらいですね。

クリエイティブコーズ自体は日本で先日まで種馬として供用されていたアイルハヴアナザー(すでにアメリカに帰国済み)と同世代で、この世代の有力馬の一頭という感じだったようです。ケンタッキーダービーは五着、プリークネスステークスは三着で一度も掲示板を外していないので力はあった馬のようです。

母の父マライアズモンはアメリカで走って五戦四勝。早々と引退してしまったようなのでどこまでのポテンシャルがあったかは未知数ですが、産駒成績を見るとそこまで成績が残せているわけではありませんね。

マライアズモン自体はさかのぼるとニシノフラワーなどを出したマジェスティックライトの血を引いていますが、母系はグロスタークやボールドルーラーなど影響力の強い血を引いていると言っても印象としては一昔前の血統構成がして、少しトレンドからずれているという感じがします。

また父系、母系ともに日本ではあまり実績を残せていない系統同士なので、血統的には日本に合わなさそうという判断になります。

ただ、今回はアウォーディーに直接対決で先着、内枠に入って前に行きそうな馬も少ないということで、手をひろげるとすれば押さえておいてもいいかもしれません。

アポロケンタッキー

父:Langfuhr 母の父:Gone West

11月23日の浦和記念に出走しており連闘になります。しかも10月からすでに四戦目となり疲労が心配ですが、馬体が絞り切れないのでしょうか。

戦績的には一線級を相手に勝ちきれていないのでそこまで怖がる必要はないのかな?という感じがしますが、今年ケイティブレイブが勝ったレースでいずれも二着に来ており、力がないわけではありません。

血統は父がダンジグ系のラングフールで母の父がゴーンウエストといういかにも北米系の配合ですが、母系の配合はかなりバランスはいいという印象を受けました。

こういったタイプは芝でも通用するスピードを持っていると怖いなという印象をもちながら戦績を改めて見直したんですが、そういった視点で見ると少し力が足らないのかなという感じもしました。

ここのところ二着が多いのはゴーンウエストらしいという感じもしますし、そう考えるとあくまで三着の押さえまでかなという感想です。

 

スポンサーリンク


アスカノロマン

父:アグネスデジタル 母の父:タバスコキャット

6歳馬ですが、2016年の平安ステークス(GⅢ)を最後に約二年半勝ち星がありません。またこの一年は重賞で掲示板にすら乗っておらず調子は今一つといったところでしょうか。

前走のJBCクラシックは六着とそこそこの結果でしたが、調子がよかったのかたまたまはまっただけなのか、このあたりは気になりますね。

さて血統ですが、父アグネスデジタルで母の父がタバスコキャットという配合なのですが、どちらも僕取ってはかなり思い出深い血統です。父アグネスデジタルはまさしくリアルタイムで追いかけていた馬でしたし、タバスコキャットは僕が海外の競馬にも興味を持ち始めたころにアメリカのクラシック戦線で活躍していた馬です。

当時は競馬ブックやGallopなどの競馬雑誌を毎週買って穴のあくほど読んでいたのですが、最初に覚えた海外の現役馬こそタバスコキャットでした。正直なところインターネットがまだ普及してない時代だったのであくまで活字でその情報を知るのみでしたが、実を言うとタバスコキャットや父親のストームキャットの名前が変だったのでよく覚えているだけなんですがね(笑)。

確かタバスコキャットはストームキャットがまだ種牡馬デビューして比較的初期の産駒であり、初めてアメリカの牡馬クラシックを勝った馬でしたが、その後大種牡馬になるとは予想できませんでしたね。ほんと変な名前の馬としか思っていませんでした。

さて話を戻すとアスカノロマンの配合ですが、父アグネスデジタルは芝とダートの両GⅠを勝利した珍しい馬です。その父クラフティプロスペクターはアメリカの種牡馬なのですが、日本競馬と抜群の相性を見せ、アメリカから輸入されて中央競馬でデビューした約50頭のうち八割の馬が勝ちあがるというとんでもない成績を残しています。

種牡馬の能力の指標となる勝ち馬率はなんと.808というとんでもない数字でこれは産駒が少ないとは言ってもディープインパクトを上回る数字で、一頭あたりがどれぐらいの賞金を稼いだかを示すIE(アーニングインデックス)も3.43という目を引く数字を残しています。

実際のところアグネスデジタルだけで5億円近く中央で稼いでるので補整は必要なのですが、ダートに抜群の相性を示しながら芝でも普通に通用するスピードを持ち合わせており、非常にレースの選択肢が多く取れる産駒が多かったイメージがあります。

ただマイナス面としては若干スタミナや底力に欠けており、勝ち上がってはくるものの重賞を何勝もするようなタイプではありませんでした。また若干仕上がりが速いタイプであり、古馬のオープンでは切って、二歳や三歳の条件戦あたりで美味しいタイプの種牡馬でしたね。

アグネスデジタル自身もこのイメージに近い傾向を示しており、産駒に大物感はありませんね。

母の父タバスコキャットはアメリカと日本で種牡馬をおくりましたが結果を残せておらず、父ストームキャットのように母の父になってまた違った存在感を見せている雰囲気もありません。

全体的には底力の低いダートのスピード馬という配合であり、古馬になって成長するような感じもしませんね。

スポンサーリンク


センチュリオン

父:キングカメハメハ 母の父:ホワイトマズル

三走前のマーチステークスは六歳にして重賞初勝利となりましたが、一線級との初対戦となった前走のJBCクラシックは11着とほぼ人気どおりの結果となってしまいました。

前走のレースも二着ですが五馬身離されたものであり、確かに実績的にはあまり評価はできませんね。

血統を見ると父キングカメハメハでダートというよりも芝の種牡馬という印象ですが、この種牡馬の場合はダート適性がないというよりも、芝で走るのでダートであまり走っていないだけで、ダートに抜群の相性があるとは言い切れないものの、産駒によってはこなせるというパターンの種牡馬ですね。レッツゴードンキなどもダートでしっかりと結果を残しているのがいい例でしょう。

母系のホワイトマズルも同じようにヨーロッパ系の種牡馬ながらダート重賞を勝つよう馬を送り出していますが、これは産駒が比較的大きな馬が多いので、こちらも馬力でこなしているパターンと言えます。

母系は社台系ながらあまり活躍馬が出ていないので評価はしにくいところですが、芝で十分通用していてもおかしくない配合ですし、潜在的なスピードに注意は必要な気がします。

イメージよりも晩成傾向の強いキングカメハメハ産駒ということからも、まだ見切るのは早い感じがするので、この一戦ぐらいは押さえておいてもいいのかもしれません。

ウェスタールンド

父:ネオユニヴァース 母の父:Marquetry

前走の武蔵野ステークスこそ七着(三番人気)に敗れましたが、今年の6月にダートで転向して条件戦を連勝後、シリウスステークスでいきなりの二着後の敗戦でした。

前走は8枠15番だったこともあるので、好意的に見ればまだ見限るのは少し速いかなという印象ですね。

父ネオユニヴァースはGⅠ馬を何頭か送り出す底力やスピードをもちますが、ダートは基本こなせる馬もいるというのが僕の分析です。

元々芝ではあまり時計の速い馬場には向いいないタイプで、中山やローカルなど力のいる馬場を得意としていることもあり、このあたりがダートをこなせる馬がいる原因なのかな?と思いますね。

ウェスタールンドに関しては母系がコンキスタドールシエロ産駒のマーケトリーが母の父で母系もほぼアメリカの血で固められています。

マーケトリーの系統がアメリカでもあまり大物を出せていないのは気になるところですが、芝を条件戦とは言え三勝できるスピードは魅力ですし、パワー型の血統もうまくはまれば面白かなという感じはします。

ミツバ

父:カネヒキリ 母の父:コマンダーインチーフ

昨年のチャンピオンズカップは六着でしたが、全体的に大崩れはありませんね。このあたりは魅力です。

ただ、今年のほとんどが地方への出走だったことを考えると若干信頼しづらい点もあり、逆に相手が弱くなっても勝ちきれていないレースがある点などを考えると詰めの甘さがあるのかな?と言う気もしますね。

血統のバランスは素晴らしく、父はダートで大活躍したカネヒキリで母系もパワーのある配合で、祖母ゴールデンジャックという点からもスピードや底力も感じさせますね。

外枠に入ってしまったのですが、少し残念です。

ヒラボクラタージュ

父:キンシャサノキセキ 母の父:Wild Rush

レベルの高いと言われている三歳馬ですが、単勝はあまり人気していませんね。

一線級との直接対決がないので仕方がないとは言えますが、崩れたのはこれまで一戦のみであり、ここで簡単に切るのは早計かなという感じもしますね。まだ見限るのは早い戦績かなとは思います。

ただ、血統構成は全体的に底力に欠けるタイプで、父系、母系どちらも仕上がりの早さなどで勝負するタイプなので、条件戦や下級条件でこそという印象は受けますね。

外枠ということや血統面からはスパッと切りたいところですが、完全に底が割れていないことや先行できるスピードがあることなどから、三着枠で残しておいても面白いかな?という気もしますね。

チャンピオンズカップ2018の予想

あくまで個人的な馬の格付けで言えば、ルヴァンスレーブ、サンライズノヴァ、オメガパフュームこれが三強かな?という感じがします。

ルヴァンスレーブは血統上絶対の信頼はおけないんですが、力の違いで押し切れるかな?というのが本命の理由ですが、サンライズノヴァは決め手が最上位なので対抗にしているものの、ここはもしかしたら不発に終わって掲示板を外すかな?という危険性も感じています。

ノンコノユメはやっぱりハイペースになってこその馬という感じがして評価は下げました。

馬券的には差し馬が人気しているので怖いところなんですが、穴をあけるとすれば対戦成績のない先行馬が怖いかなという感じはしますね。

◎ ルヴァンスレーブ
〇 サンライズノヴァ
▲ オメガパフューム
△ ケイティブレイブ
× パヴェル
× サンライズソア
注 センチュリオン、ヒラボクラタージュ



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)