第22回東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)結果と感想

2018年のダービー馬を探せ!ということでこのブログでは現2歳馬を中心にレースを総括していますが、今回は土曜日(2017年11月18日)に東京競馬場で行われた東京スポーツ杯2歳ステークス2017(GⅢ、東京競馬場・芝1800m)を振り返ります。

レースは8頭立てと若干寂しくなりましたが、あのモーリスの全弟ルーカス(父スクリーンヒーロー)と注目のディープインパクト産駒ワグネリアンの力が抜けていると言われた戦前の予想通りになったのでしょうか。

東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)レース結果




馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差
単勝
オッズ
後3F コーナー
通過順
厩舎 馬体重
1 3 3 ワグネリアン 牡2 55.0 福永 1:46.6 1 1.4 34.6 5-5-4 (栗東)友道 454(+4)
2 7 7 ルーカス 牡2 55.0 ムーア 1:47.1 3 2 3.1 34.9 6-7-6 (美浦)堀 488(0)
3 5 5 シャルルマーニュ 牡2 55.0 戸崎圭 1:47.1 クビ 3 14.4 35.6 3-3-3 (栗東)清水久 480(0)
4 4 4 カフジバンガード 牡2 55.0 吉田豊 1:47.2 1/2 6 27.5 35.3 4-4-4 (栗東)松元 476(+2)
5 2 2 ゴールドギア 牡2 55.0 北村宏 1:47.5 1.3/4 4 15.3 35.3 6-5-6 (美浦)伊藤圭 468(+2)
6 1 1 コスモイグナーツ 牡2 55.0 柴田大 1:48.0 3 5 21.0 37.2 1-1-1 (美浦)高橋祥 462(+4)
7 6 6 ケワロス 牝2 54.0 横山典 1:48.2 1.1/2 7 102.5 37.0 2-2-2 (栗東)牧浦 422(+2)

netkeiba.comより)

レース内容と感想

レースは1番コスモイグナーツが鋭いスタートを決め、ケワロスとシャルルマーニュがそれを追走する形となり、ルーカスとワグネリアンは無理をせず後方に待機する形となりましたが、1000mの通過が58秒5ということでこの時期のレースにしては中々早いペースでした。

結果的に後方にいた馬は60秒ちょうどぐらいの通過タイムだったので、今後のGⅠ戦線を占う意味でもこういった厳し目のラップのレースを見れたのはよかったですね。スローのヨーイドンだと肝心の上のレースになった時に、切れ味や決め手しか判断する材料がなくなるので、個人的にはこういったレースは大歓迎です。

さてレースは直線での追い比べになりましたが、ルーカスだけ少し前が空かなかったですね。まだまだ馬が若いのでジョッキーも余裕を持った場所にエスコートした感じでしたが、もう少しワグネリアンに早めに並びかけられればまた違った結果になったでしょうし、今回の敗戦で評価を下げる必要もありませんね。

一方勝ったワグネリアンについては残り100mで一気に突き放した感じで、さらに上のクラスでの活躍も期待できますね。他には早いペースで先行しながら、直線で二の足を使ったシャルルマーニュも中々の内容だったような気がします。

好走馬・気になった馬の寸評

ワグネリアン

父:ディープインパクト 母の父:キングカメハメハ

これで3連勝になりましたが、レース内容を見る限り決め手はしっかりしてそうですね。ただどちらかというと一瞬切れるような感じで長くいい脚を伸びてくるような感じではない印象を受けました。こういったタイプはGⅠになると善戦はするものの、少し勝ちきれなくなってくるので、今後のレースぶりを観察して適性距離や馬場をじっくりと分析したいところですね。

お祖母さんは短距離からマイルで活躍したブロードアピール(父Broad Brush)ですね。非常に懐かしい名前を見た感じがしますが、異系色の強い祖母の系統にキングカメハメハとディープインパクトが配合され、とても現代向きの血統になっているような印象があります。

恐らくベストはマイル前後でしょうが、皐月賞までは距離がもちそうなものの、日本ダービーは少し長いような気がします。

ルーカス

父:スクリーンヒーロー 母の父:カーネギー

新馬戦の時も若干馬が幼いかな?とは感じていたのですが、まだまだ成長途上のような印象を受けました。今回勝ったワグネリアンとは3馬身の差をつけられましたが、僕はそんなに差がないような感じはしました。

4コーナーでもまだ馬がレースをよく分かってないような感じで曲がっていましたが、兄ルーカスが古馬になってから完成しただけに、この時期であれだけ走れるということに少し感心しました。

血統的には兄モーリスの全弟ということですが、元々は父系、母系ともにどちらかと言えばスタミナに優れた配合です。スローペースの切れ味勝負は若干苦手でしょうが、血統的にはダービーや特に菊花賞で怖い印象があります。

シャルルマーニュ

父:ヴィクトワールピサ 母の父:サクラバクシンオー

2着に入ったルーカスがやけに振り切れない馬がいるなと思ったら、先行していたシャルルマーニュということで少しびっくりしました。決して遅いペースではなかっただけに、スピードの持続力などに見どころを感じます。

これまで5戦していますが、少し決めてには欠けるものの安定した戦いぶりでしばらくは重賞戦線でも活躍できそうですね。

血統的にはビクトワールピサとサクラバクシンオーとの配合ということで、何となくレースぶりに納得しました。おそらく持続力はサクラバクシンオーあたりから引き継いだ能力なんでしょうが、父ヴィクトワールピサということなどからも時計というよりは競り合いに強いタイプなのでローカルや京都コースなんかのほうが合うような気がしますね。

ただ成長力があるかどうかはまだ少し疑問なので、好走しているうちだけ追いかけようかと思います。

 

 

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