ペガサスワールドカップ(Pegasus World Cup)2018の結果と感想

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1着賞金700万ドルの世界最高賞金レース

一昨年まで世界最高の賞金レースと言えば、何と言ってもドバイで行われるドバイワールドカップ(GⅠ)の総賞金1000万ドル(1着600万ドル)が有名でしたが、昨年からアメリカで設立されたペガサスワールドカップ(Pegasus World Cup Invitation Stakes・GⅠ)がその賞金をさらに上回る1200万ドル(1着700万ドル)ということで注目を集めています。

どこからこの賞金が出てくるのか興味深い方も多いでしょうが、このレースは少し独特で、レースの登録には100万ドルが必要で、つまり最大12頭集まればそれだけで1200万ドルが集まるという仕組みなので、お金を出し合って強い馬を決めるという仕組みは、競馬のレースとしては健全なのかもしれませんね。

今回おこわなわれた第2回のペガサスワールドカップについては最終的に賞金額が1600万ドルまで増額された(日本ではありえないですね)そうなんですが、このレースを振り返ってみたいと思います。

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 ペガサスワールドカップ2018の結果と全着順

2018年1月27日 ガルフストリームパーク競馬場 ダート9F(約1800m) 良馬場 12頭立て

1着 Gun Runner(ガンランナー) 1分47秒41
2着  West Coast(ウエストコースト)2 1/2馬身差
3着 Gunnevera(ガネヴェラ)10 3/4馬身差
4着 Fear the Cowboy
5着 Seeking the Soul
6着 Stellar Wind
7着 Collected(コレクテッド)
8着 Sharp Azteca
9着 Giant Expectations
10着  War Story
11着 Singing Bullet
12着 Toast of Newyork

レース内容

レースはアメリカ競馬なので基本的に単純でしたね。逃げたのはBCクラシックでガンランナーの2着に入っていたコレクテッド(父City Zip)を昨年8戦7勝の新王者ガンランナー(父Candy Ride)が二番手で追走する形で、向こうのレースらしく勝馬以外がどんどん脱落していくレースでした。

2着に来たウエストコースト(父Flatter)はBCクラシックでも3着に来ていた有力馬でしたが、先日のレースと同様三、四番手につけ四コーナー手前から進出してきますが、二着が精いっぱいというという感じでしたね。

三着以下が10馬身差もひらいているのでかなりキツイレースだったことが分かります。

ラップタイム

23.41 – 46.61(23.20) – 1:10.21(23.60) – 1:34.28(24.08) – 1:47.41(13.13)

レースの感想

終わってみればやはりガンランナー強いというレースでしたね。

BCクラシックは逃げて二番手にコレクテッドが控える形でしたが、逆の形でレースは進んでの圧勝劇。安定した成績を誇るコレクテッドが早めに脱落したのは意外でしたが、前走GⅡのサンアントニオステークスで2着に敗れていたことを考えると調子が 落ちていたのかもしれません。

勝ちタイムは昨年より0.2早いぐらいのタイムですが、昨年は1200mの通過が1分9秒8、マイルの通過が1分33秒9だったことを考えると、それほど流れ的にはきつくなかったはずなんですが、三着以下はもう最後ヘロヘロもいいところでしたね。2着にきたウエストコースがなんとかついて行く力があったというぐらいで、終わってみればほぼ一強のレースでした。

Gun Runer(ガンランナー)の詳細

勝ったガンランナーはこのレースで引退して種牡馬入りします。通算成績は19戦12勝で獲得した賞金は1598万8500ドル(約18億円)で、歴代1位で一昨年の王者Arrogate(アロゲート)の1710万2600ドル(約19億円)に次ぐ北米歴代2位。

血統

Candy Ride (ARG)
1999
Ride the Rails
1991
Cryptoclearance Fappiano
Naval Orange
Herbalesian *Herbager (FR)
Alanesian
Candy Girl (ARG)
1990
Candy Stripes Blushing Groom (FR)
Bubble Company (FR)
City Girl Farnesio (ARG)
Cithara
Quiet Giant
2007
Giant’s Causeway
1997
Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Mariah’s Storm Rahy
Immense
Quiet Dance
1993
Quiet American Fappiano
Demure
Misty Dancer Lyphard
Flight Dancer

父Candy Ride(キャンディライド)はアルゼンチン産の競走馬で2歳時にアルゼンチンのレースを走った後、アメリカに移籍し6戦6勝の成績で引退しており、パシフィッククラシックステークスでは名競走馬であり種牡馬としても活躍するMedaglia o’Dro(メダグリアドーロ)に勝利しています。ちなみにこの馬の母の父Candy Stripesは天皇賞秋を勝利したバブルガムフェローの半兄でありアルゼンチンリーディングに二回輝いています。

種牡馬入り後はランキング中位にいたキャンディライドですが、ガンランナーの他にShared Belief(シェアードビリーフ:サンタアニタハンデなどGⅠ5勝も疝痛のため死亡)という大物もおりここ4年ぐらいはランキング上位におり、今後も良質の牝馬が集まることが予想されます。

キャンディライドの父Ride the Rail(ライドザレイル)、母Quest Giant(クエストジャイアント)はそれぞれ14戦4勝(重賞勝ちなし)、5戦1勝と、ともにアメリカで走った下中級馬のようです。

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