桜花賞2018(GⅠ)の結果と感想

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二番人気アーモンドアイが勝利してロードカナロア産駒としては初のGⅠ制覇

日曜日(2018年4月8日)に阪神競馬場で行われた牝馬クラシック第一弾第78回桜花賞について振り返りながら、今後に向けての反省と考察を行いたいと思います。

勝ったのはシンザン記念以来の出走となったルメール騎乗のアーモンドアイ(父ロードカナロア)だったわけですが、ここまで4戦4勝。隙のない走りを見せており単勝1.8倍と絶対的な支持を得ていたラッキーライラック(父オルフェーヴル)などの走りなどとともに振り返ります。

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レース前の予想

桜花賞2018予想 血統と過去の傾向から勝ち馬を探します

◎ マウレア(17)
〇 ラッキーライラック(1)
▲ フィニフティ(16)
△ リバティハイツ(3)
× デルニエオール(12)
注 リリーノーブル(5)、ハーレムライン(8)、プリモシーン(15)

本ブログでは書いていたのですが、本命で決まりそうな気がしていたものの、今回は桜花賞と抜群の相性を誇るディープインパクト産駒が多数出走していたので、血統重視の予想をしていました。

桜花賞2018の結果(主な着順)

2018年4月8日 阪神競馬場 芝!600m GⅠ 良

1着 アーモンドアイ 1分33秒1 無印
2着 ラッキーライラック 〇
3着 リリーノーブル 注
4着 トーセンブレス 無印
5着 マウレア ◎
6着 リバティハイツ △

10着 プリモシーン 注

12着 フィニフティ ▲
13着 デニエオール ×
14着 ハーレムライン 注

(除外) アマルフィコースト

ラップタイム

12.3 – 10.7 – 11.5 – 12.1 – 12.1 – 11.5 – 11.3 – 11.6

前半4F:46秒6 後半4F:46秒5

レース内容と感想

今回のレースをざっと振り返ってみると、まず本命馬のラッキーライラックは1枠でしたがいいスタートでしたね。

変に下げて包まれるのも嫌でしたからベストの位置取りだったと言えるでしょう。

コーディエライトやツヅミモンがレースを引っ張りましたが、その次のグループにいて先頭の通過タイムが46秒6なので、芝状態がいいことを考えると、ちょっと速めのペースでしたが、この馬の能力的には問題ないはずで、かかることなく追走出来ていたように感じました。

逆に勝ったアーモンドアイは後方から二番手でしたが、上りタイムから逆残すると1000mの通過は59秒9。決して置いていかれていかれた感じではありませんでしたが、前の馬たちより大分楽はできていましたね。

ラッキーライラックは後出しじゃんけんに負けた感じ

レースは一団となったまま最終コーナー手前から各馬が動き出しましたが、ラッキーライラックは近くにいた有力馬に合せて動いていった形で、まさしく横綱相撲でいつもの形でした。

しかし計算違いは何と言ってもアーモンドアイの想定外の末脚だけでしょう。

一頭だけ別次元の末脚で直線鞭を入れることなく一頭だけ33秒台前半の末脚で全馬をなで斬りにしてしまいました。

誰が言っていたかはは忘れましたが、ラッキーライラックの石橋脩ジョッキーの騎乗に関しては98点の内容で、勝てなかった以外は完ぺきに乗っていた印象でしたね。

アーモンドアイが最初からこれだけの脚をもっていることが分かっていれば他のジョッキーたちも含めて別の乗り方があったでしょう。

 

ロードカナロア産駒の評価の見直しが必要

そして勝ったアーモンドアイは上りタイムが二番目に速かったトーセンブレス(四コーナーでは13番て)の34秒2をちょうど1秒上回る33秒2といった異次元の上りで、直線一気という言葉にふさわしいレースでした。

ただ、何と言っても凄かったのは前がバテての直線一気ではなく、一頭だけ直線伸び続けたことでしょうね。

個人的にはシンザン記念以来というローテーションや、このシンザン記念では時計がかかっていたこと、ロードカナロアの血統的だとディープ産駒ほどの爆発的な脚はないと見ていたのですが、これを見事に上回るようなレース内容でした。

またロードカナロア自身がスプリンターだったことから、産駒は仕上がりの早いスピードタイプ(先行力を持ち味とする)に出て、GⅠでは厳しいという見立てだったんですが、自分の中で大幅な修正が必要に感じました。

各馬の寸評と今後に向けてのメモ

アーモンドアイ

父:ロードカナロア 母の父:サンデーサイレンス

予想ページの血統評価では母系はバランス面に関して素晴らしいと書きましたが、父ロードカナロアということで完全に見切ってしまいました。

ルメール騎手は三冠も狙えるレース内容だったという評価でしたが、内容がいいとはいっても直線一気のレースほど当てにならないものはありません。

今回のレース内容からかなり強い馬ということは分かりましたが、スローペースになった時に我慢できるかなど克服しなければいけない問題はいくつかあると思います。

ロードカナロアはステルヴィオといい末脚がしっかりしていますが、もしかしたらロードカナロアの母の父Storm Catなどが影響しているのでしょうか。

父キングカメハメハやルーラーシップとは少しイメージが違いますね。

ラッキーライラック

父:オルフェーヴル 母の父:母の父:Flower Alley(フォーティーナイナー系)

正直なところ負けて強しの内容でしたが、僕が若干心配していた肝心なところでの二着、三着が現実になってしまいました。

オークスは距離的に合うと思いますが、母系が足をためてドーンという感じではないために、柔軟にレースに対応できるようになるのが課題でしょうね。

これまでレースに行っては素直ですが、いつ父系の狂気の血が出るのか分からないので、そこも不安ですね。

リリーノーブル

父:ルーラーシップ 母の父:クロフネ

この馬に関しては予想通りの内容でしたね。

器用だけど決め手に欠けるというのが現実になってしまいました。

血統的にオークスもしっかりと上位に来そうですが、スローになってもハイペースになってもこれという部分がないので、勝ち負けまではやっぱり難しそうですね。

トーセンブレス

父:ディープインパクト 母の父:ファルブラヴ

この馬も血統予想で書いたようにGⅠに勝つまでの決め手がないと書いたとおりの結果になってしまいました。

内容としてはアーモンドアイと近い位置にいただけに、相手が強いと上位には来るけど勝ちきれない典型的なディープ産駒という印象は変わりません。

マウレア

父:ディープインパクト 母の父:Storm Cat

外枠だったという言い訳はできますが、正直なところ力負けでしょうね。

レース前に武豊ジョッキーもあくまで有力馬の一頭という表現をしていたので、僕もそこまで期待はしていなかったのですが、豊マジックを発揮できるほど馬に力がないような感じがします。

おそらくしっかり乗ればトーセンブレスよりは上だとは思うのですが、今回は展開のアヤという感じはしますね。

距離が伸びて巻き返しはあるでしょうが、これは他の馬にも言えるんですよね・・・。

正直有力馬の中では一番参考にならないレースでした。分かったのはそこまでは強くないということぐらいですね。

リバティハイツ

父:キングカメハメハ 母の父:Dubawi

血統的なポテンシャルに期待していたんですが、典型的なキンカメ産駒の上級馬といった感じで中途半端な順位でしたね。

おそらく今後もGⅢなんかに出走すると人気しそうですが、微妙に勝ちれなかったり、かと思えばたまに勝ったりしてヤマカツエースみたいになりそうな予感です。

オークスより桜花賞向きと思っていただけに次は評価を下げると思います。

デルニエオール

父:ステイゴールド 母の父:メジロマックイーン

オルフェーヴルやドリームジャーニーの下ということで、少しだけ期待はしていたんですが、まぁ、あんなもんだろうという感じですね(笑)。

13着という着順は可もなく不可もなくという感じですが、現時点では時計勝負に対応できそうにないのでオークスで勝ち負けしようと思えば、雨でもふる必要がありそうですね。

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