NHKマイルカップ2019回顧

ダイワメジャーからついに牡馬の大物が誕生

2019年5月5日に東京競馬場で行われた第24回NHKマイルカップ(GⅠ、芝1600m)を振り返ってみたいと思います。

今回レースを制したのは二番人気だったアドマイヤマーズ(父ダイワメジャー)でしたが、皐月賞4着という結果から巻き返す形となり、昨年の二歳チャンピオンの実力が伊達ではないことを示す結果となりました。

一番人気は桜花賞を1分32秒台のレースレコードで制していたグランアレグリア(父ディープインパクト)でしたが、単勝1.5倍という圧倒的人気の応えることが出来ず五着(四着入線も直線の斜行により降格)に終わりました。

結果的には朝日杯フューチュリティステークスでグランアレグリアに先着していた馬が勝った形となり、桜花賞のレコードでの勝利や、明らかに距離が長かったアドマイヤマーズの皐月賞の結果に対してもう少し冷戦な判断が必要だった感じがしますね。

これでアドマイヤマーズはGⅠ二勝目になり、いま一つ大物後継馬に恵まれていなかったダイワメジャーにとっては念願の牡馬の大物が出てきたことになります。

レースの内容と感想

大人のレースをしたアドマイヤマーズ

レースの感想ですが、率直に言うといいレースだったと思います。というか、僕の嫌いなスローからのヨーイドンではなかったので面白いレースでした。

戦前の予想通り先行馬が多かったので前半が45秒8というやや速い流れは予想通りでした。後半が46秒6換算なのでそこまで狂ったようにハイペースではなかったのですが、前日の雹の影響なども考えると、先行馬には決して楽な流れではなかったですね。

先行馬の中ではグランアレグリアに次いで面白いかなと見ていたワイドファラオも、あれでは厳しいでしょうし印から外したのは正解でした。

そして問題のグランアレグリアですが、僕が心配していた通り気性的な難しさを出してしまいましたね。あまりスタートがよくなかったというのもありますが、前半少しかかってしまったのがどうしても最後に響いてしまいました。やはり馬込の中では気難しさを出したのは母の父タピットの影響もあったでしょう。

対して勝ったアドマイヤマーズですが、これは僕もビックリするぐらい予想通りの展開であり、グランアレグリアより操作性の高さを活かした大人のレースぶりと勝負根性を見せての勝利でした。お見事だったと思います。

着差はそれほどつきませんでしたが、ここでしっかり勝ってきたのは力がある証拠でしょう。

スタミナが問われるレースになった

そして二着と三着に入ったケイデンズコールとカテドラルですが、僕は無印でした。

二着、三着の両方ともに印をつけられていなかったというのは、僕も久々なんですが、やっぱりNHKマイルに対して相当相性が悪いというのを露呈してしまいましたね。これでおそらくですが三年連続のハズレです(笑)。もしかしたらGⅠで三年連続で外したのはこのレースだけかもしれません・・・(どんだけ相性悪いんや)。

両馬ともに後方待機組だったのは幸いだったと思いますが、同じような位置にいたファンタジストやヴィッテルスバッハ達と何が違ったのか考えてみると両馬ともにハーツクライの血を持っていることが共通点に挙げられます。

ケイデンズコールは母の父にハーツクライを持ち、カテドラルはハーツクライ直仔ということで、僕の評価でも中距離型という見方をしていましたが、速い流れで最後我慢した馬たちは、アドマイヤマーズやグランアレグリアのように圧倒的なスピード(能力)を持っていたか、スタミナを備えていたということで結論付けられる結果とも言えますね。

四着のダノンチェイサーも母の母の父はレインボウクエストでしっかりとスタミナの血をもっていましたし、六着のヴァルディゼールも母の父がなんとハーツクライという、終わってみれば如実に血統が影響を与えていたことが分かります。(ファンタジストやヴィッテルスバッハは中距離の血はあるもののステイヤーの血があるわけでもありませんでした)

最近はスローから上りのレースになり、ついつい時計勝負に強い血を重視してしまいますが、今回のようなハイペースになることが分かっている時はもうちょっとスタミナの血を信じてもよかったかもしれませんね。

まぁこれは鉄則ではあるんですが、なぜ競馬の予想っていつもレースが終わってからこういうことに気付くんでしょうねぇ・・・。

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