第59回アメリカジョッキーズカップ(GⅡ)2018結果と感想

主役不在の古馬戦線に新たな主役は現れるのか?

ちょっと遅れましたが先週の日曜日(2018年1月21日)に中山競馬場で行われた第59回アメリカジョッキーズカップ(GⅡ、芝2200m)のレースを振り返りたいと思います。

2016年と2017年はその強さを最後まで疑われつつも、一強キタサンブラックを中心にレースはまわっていましたが、その引退により古馬戦線はかなり混沌としています。直接対決でキタサンブラックを破ったシュヴァルグランやサトノダイヤモンド、サトノクラウンにしてもどこか頼りなさを見せますし、レイデオロやスワーヴリチャードなど明け4歳馬達の力についても、まだ少し信用しずらいなというのが正直な感想です。

今年のGⅠ戦線を予想していく上でも各馬の特徴を早めに分析しておく必要があるので、メモがてらに振り返っておきたいと思います。

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第59回アメリカジョッキーズカップ(GⅡ)の結果




馬名
性齢⁄馬体重⁄B
タイム
(着差)
通過順位
上3Fタイム
騎手 人気
(オッズ)
調教師
1 6 7 ダンビュライト牡4/474(-4)/ 2.13.3 02-02-02-0235.4 M.デムーロ55.0 2(3.9) 音無 秀孝
2 3 3 ミッキースワロー牡4/484(+4)/ 2.13.62馬身 09-09-03-0334.8 横山 典弘56.0 1(2.1) 菊沢 隆徳
3 7 9 マイネルミラノ牡8/498(-2)/B 2.13.71/2馬身 01-01-01-0136.4 柴田 大知56.0 8(77.7) 相沢 郁
4 6 6 ディサイファ牡9/504(-4)/ 2.13.83/4馬身 06-06-03-0435.0 蛯名 正義56.0 9(86.8) 小島 太
5 8 11 トーセンビクトリー牝6/478(-4)/ 2.14.01 1/2馬身 07-07-08-0534.8 田辺 裕信54.0 6(23.6) 角居 勝彦
6 7 8 ショウナンバッハ牡7/452(+8)/B 2.14.1クビ 04-04-03-0535.3 戸崎 圭太56.0 5(12.9) 上原 博之
7 1 1 レジェンドセラー牡4/542(+10)/ 2.14.52 1/2馬身 07-07-08-0935.2 C.ルメール55.0 4(7) 木村 哲也
8 2 2 トミケンスラーヴァ牡8/504(-2)/ 2.14.92 1/2馬身 02-02-03-0736.1 江田 照男56.0 7(68.1) 竹内 正洋
9 4 4 シホウ牡7/512(-6)/B 2.15.21 3/4馬身 09-10-10-1035.7 吉田 隼人56.0 10(110.9) 笹田 和秀
10 8 10 マイネルディーン牡9/466(-4)/ 2.15.94馬身 11-11-10-1036.4 三浦 皇成56.0 11(351.6) 鹿戸 雄一
11 5 5 ゴールドアクター牡7/490(+2)/ 2.16.03/4馬身 05-05-07-0736.9 武 豊57.0 3(4.3) 中川 公成

(Sports naviより)

レース内容

レースはマイネルミラノがジワリと逃げる展開となりそれをダンビュライトが二番手で追走する形となりました。1000mの通過が1分1秒3ということでしたが、レースの格ということを考えるとスローな流れではありましたが、残りの1200mが1分12秒0(1000mは1分ちょうど)ということを考えると、極端に遅いということもなかったようですね。

レースは向こう正面から動き始め、先頭を行くマイネルミラノも1段ギアを上げる形で加速し始め12秒5程度で進めていたラップを12秒前後にあげますが、そレとほぼ同時に後方にいてペースが遅いとみたミッキースワローが3コーナーあたりでは一気に三番手まで進出してきます。

結局残り1000mあたりからのロングスパートの戦いとなったレースでしたが、直線に入りダンビュライトがマイネルミラノをかわしましたが、残り100mで上位馬も脚色が同じになりそこがゴールでした。

レースの感想

さてレースを見た感想ですが、僕が注目していたのはミッキースワローやゴールドアクター、ショウナンバッハです。

勝ったダンビュライトについてはある程度は勝ち負けはするだろと見ていたのですが、正直詰め切れずに3着止まりかな?と見ていました。結果的に一番いい位置にいたわけでこのあたりは操作性の良さがでたのかなという感じがしますが、正直他がだらしなかったなというのが感想です。

マイネルミラノに対しては失礼かもしれませんがいくら展開がはまったとはいえ、この馬が三着に残るような展開もどうかなと思いますし、後ろのジョッキーたちは早めに動いたミッキースワローの横山典ジョッキー以外は何やってんの?という印象でしたね。

有力馬の寸評と気になった馬

ダンビュライト

父:ルーラーシップ 母の父:サンデーサイレンス

ロングスパートをする形になりましたが、こういった8割程度の加速を続けると流石キングカメハメハ系(父はルーラーシップ)という感じがしますね。さすがにゴール前では脚が上がった感じがしますが、天皇賞・春に向けては絶好の予行練習になった感じがします。

もっとルーラーシップは詰めが甘いのかな?と予想はしていたのですが、菊花賞のキセキといい長距離やロングスパートへの適性を感じさせられました。

切れ味鋭いという感じではないので他の馬との比較という意味では長距離や、時計のかかる時期の競馬が合っているのかもしれませんね。もう一回ぐらい使ってからだとは思いますが、そこで勝つようだと面白い存在になり得ると思いますが、そこで2着どまりだと今年も善戦マンで終わりそうな感じがします。

このあたりの判断は次にデムーロか武豊ジョッキーが乗ってくるかどうかで騎手がどう見ているかの判断材料となりそうです。この馬の取捨選択は今年非常に重要になってくる感じがします。

ミッキースワロー

父:トーセンホマレボシ 母の父:ジャングルポケット

向こう正面から動いてよく最後まで伸びたなというのは評価できますが、このペースで前に行けないというのはこれからGⅠを戦う上では少し致命的ですね。

これからの成長株として本命視していたのですが、ディープインパクト、ジャングルポケット、リファールといい不器用そうな血ばかり入っているので、強そうな競馬はするものの何となく突き抜け切らないタイプになるような気がしますが、距離が伸びて面白いかなという血統でもあります。要観察。

ゴールドアクター

父:スクリーンヒーロー 母の父:キョウワアリシバ

元々分かりにくい馬であり凡走するかなとは思いましたが、道中いい感じで進んでいただけに負けすぎですね。また得意と思われた中山競馬場での凡走ということで心配です。

もしかしたら年齢的にも復活は難しいかなという感じがします。とりあえず次走以降はパドック次第という感じですが、買いかぶるよりも思い切って切るほうが馬券的にはいい結果になりそうな感じがします。

マイネルミラノ他

マイネルミラノに関してはベストな展開だっただけにあそこが限界でしょう。逆にこの馬に負けた馬はこの程度かなという感じもしますし、僕の中ではローカルGⅢ組に分類されました。

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