皐月賞2019 出走予定馬の血統分析

第79回桜花賞は上位拮抗と分析し、なおかつ上位評価していた四頭が四着を独占したにもかかわらず馬券をはずしてしまい、いまだに凹んでいるわたくしです(しつこい)。

さて週が変わって今週は中山競馬場で牡馬クラシック第一弾第79回皐月賞が行われますが、まずは出走を予定している馬たちの血統分析を行いたいと思います。

ディープインパクト産駒が苦手としてるレース

まず近年のGⅠレース、特にクラシックでは圧倒的とも言える成績を残し続けているディープインパクト産駒ですが、東京競馬場で行われ決め手勝負になりやすい日本ダービーやオークス、阪神競馬場外回りで行われ瞬発力が活きてくる桜花賞などへは圧倒的な適性を見せています。

さすが長年種牡馬リーディングを独走する種牡馬と言いたいところなんですが、そんなディープインパクト産駒が思ったほど成績を残せていないのが皐月賞や菊花賞です。

イレギュラーとも言える長距離レースである菊花賞(3,000m)で相性が悪いのはしょうがないにしても、適性距離とも言える皐月賞(2,000m)で他のレースほど成績を残せていないのは面白いデータと言えますね。

あくまで僕の分析ですが、総じてスピードがあり過ぎるため小回りコースを得意としていなかったり、一旦GOサインを出すとガーと行ってしまい機動力に欠けることが原因なのではないかと考えられます。

瞬発力のある馬が人気して皐月賞で敗れてから、日本ダービーで巻き返すのはよく見てきた光景ですが典型的なディープインパクト産駒ほどこのパターンに当てはまるという印象です。

パワー型に実績あり

2011年にディープインパクト産駒が初めて皐月賞出走してから2016年にディーマジェスティが勝つまで六年を要したわけですが、皐月賞で好走しているディープインパクト産駒には若干ですが共通点が存在します。

それが非瞬発力型の母系がアメリカ型のパワーをもった血を持っているという点です。

例えばディーマジェスティの母の父はダートでも活躍馬を送り出したブライアンズタイムですし、翌年の勝ち馬アルアインも母の父がシアトルスルーからプルピットに伸びるEssence Dubaiになっています。

アメリカ血統のパワー型にはストームキャットなどがいますがこちらは母の父に入り瞬発力型ないやすいので、中山の芝の重賞レースで母の父ストームキャットはほとんど勝っていないというデータもあります。

またストームキャットの他に、ディープインパクトと相性のいいフレンチデピュティがいますが、皐月賞と同条件の弥生賞をディープインパクト×フレンチデピュティの配合で四勝しており相性の良さは感じますね。

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サートゥルナーリア

父:ロードカナロア 母の父:スペシャルウィーク

決め手底力は十分も、一瞬の速さの必要な皐月賞で取りこぼしはあり得る

まず一頭目はディープインパクト産駒ではなく一番人気が予想されるサートゥルナーリアから見ていきたいと思います。

お母さんが日本のオークス(優駿牝馬)とアメリカオークスを勝った名牝シーザリオ(父スペシャルウィーク)で、兄にエピファネイア(父シンボリクリスエス)やリオンディーズ(父キングカメハメハ)がいる超がつく良血馬です。本当に彼女の子供たちはよく走りますね。

父がロードカナロアに変わり、血統的には兄のリオンディーズに近い血統構成になっているのですが、リオンディーズ自体は本番で五着(四着入線も降格)に入っており、よりスピード型の父になってどうかというところです。

まだまだロードカナロア産駒のサンプルが少ないので父系からは読みにくいところですが、母シーザリオやその父スペシャルウィークなどのイメージからすると、母系はヨーロッパ型に少し近い印象を受けどちらかと言えば中山競馬場より東京競馬場で合うイメージのほうが強く感じます。このあたりはシーザリオの母の父サドラーズウェルズの影響もあるのかもしれません。

だから血統から受けるイメージは道中は自分のペースでじっくり行って、勝負所で一気に末脚を開放するというイメージなので、ペースが乱れやすく勝負所でゴチャゴチャしてくる皐月賞でどうか?という心配な面はあります。かつての名馬たちも取りこぼしてきたようにこのあたりが皐月賞の難しさです。

道中はじっくり流れるような弥生賞なんかだとピッタリだったはずで、おそらくホープフルステークスと同様楽に勝ったのではないのかな?とは感じますが、本番は別物、まず同じようにはいかないはずで本来の走りができるか、このあたりは血統的なポテンシャルとの勝負にはなるでしょう。

距離はピッタリ、決め手も十分、血統的ポテンシャルは最上級だと思いますが、このように心配な点がないわけではなく、最後他の馬とどういう差を生みだすかですね。

ファンタジスト

父:ロードカナロア 母の父:ディープインパクト

機動力はありそうで皐月賞向きではある

さすがロードカナロアもう一頭も有力馬を送り込んできましたが、こちらは母の父がディープインパクトです。母の父としてのサンプルはまだまだ少ないディープインパクトですが、母系に入ると父系では種牡馬の特性も変わってくるので判断は慎重になる必要があります。

この馬を紐解くには母親の血統構成から受ける印象がキーになると思いますが、ディープインパクトに母の父は近年存在感抜群のデインヒル、母の母の父はロベルトという一流配合です。

母系は近親にBCジュブナイルを勝った北米2歳チャンピオンMidshipman(ミッドシップマン)がいますが、他にめぼしい馬がいないのでディープインパクト産駒としては一般的な血統レベルと言ったところでしょうが、血統から受けるイメージとしては完全な芝馬で距離は1800mから2000mあたりが合いそうな中距離馬という印象を受けますね。

時計勝負には対応できますが、瞬発力で勝負するようなタイプではないという感じがします。またアメリカの種牡馬ほどの前向きさはないと思います。

ロードカナロアについてはまだ種牡馬としての傾向がはっきりしていないので断言はしにくいのですが、今のところキングカメハメハよりも母系の特性を出しやすいタイプなのではないかと個人的には分析しています。

結論としては血統的持ち味を発揮するのであれば、直線勝負するよりも好位から中位につけて自分からレースを動かすのがベストというのが血統から受けるイメージです。

そう考えるとサートゥルナーリアよりは中山競馬場に合いそうなんですが、あとは母系の底力がどこまであるかというところですね。

ダノンキングリー

父:ディープインパクト 母の父:Storm Cat

東京向きの血統構成がどうでるか

ここからはディープインパクト産駒を見ていきますが、冒頭でも取り上げた母父ストームキャットで、ディープインパクト産駒との配合に関わらず瞬発力を武器にしている馬が多いです。

似たような配合にはキズナやリアルスティール、サトノアラジンなどが並びますが、これらを見ると明らかに中山競馬場というより東京競馬場向きという感じはしますね。

ただ血統構成はサートゥルナーリアに並ぶほどの超がつく良血馬で、母はアメリカの2歳牝馬チャンピオンで叔父に2017年の三歳牡馬チャンピオンWest Coastがいます。

母系はストームキャット×In Reality系の×オナーアンドグローリー×マジェスティックプリンスというアメリカのスピードと底力を兼ね備えた一流馬たちがバランスよく配合されており、大物に育つ血統的背景は感じつつも、仕上がりの早さも武器にしている種牡馬達ばかりなので、この馬もそのパターンという可能性はありますね。

現段階では三戦三勝と底を見せていないのではずせませんが、とにかくここは試金石ですね。

良くも悪くもディープインパクトらしい馬なんでしょうが、ここで凡走するようだと日本ダービーは消します。

サトノルークス

父:ディープインパクト 母の父:Sadler’s Wells

勝負所でどこまでついていけるか

母もGⅠの勝ち馬、一族にはヨーロッパでの活躍馬が多数おり、全姉はローズSの勝ち馬タッチングスピーチという良血馬です。まぁサドラーズウェルズがついている時点で良血馬でない可能性はほとんどないんですがね(笑)。

母系を見るとサドラーズウェルズ×Irish River(その父River Man)×Rise a Nativeということで90年台にヨーロッパで流行ったようなテンプレートのような配合をしています。

ただこの配合だとどうしてもスプリント力のある血が薄いので、肝心な勝負所で置いて行かれそうな感じがします、こういう配合は時計が速くなるとつらそうですね。

中山は合わないとは思わないんですが、皐月賞はちょっと忙しい気がします。

メイショウテンゲン

父:ディープインパクト 母の父:フレンチデピュティ

時計はかかったほうがいい

ショウナンパンドラやマカヒキと同じディープインパクト×フレンチデピュティの配合です。

こうして母父ストームキャットの活躍馬と比べるとなんとなくこちらの活躍馬のほうが長めの距離から差してくる感じがしますね。そういった意味では距離適性はクラシックディスタンスぐらいなんでしょうか。

ただこの馬もそこまで切れ味はないよなと思ったら母の父はサドラーズウェルズで納得です。

この馬もサトノルークスと同様若干時計勝負になると厳しいのかもしれませんが、フレンチデピュティをはさんでいる分対応力はありそうですし、母メイショウベルーガがかなり実績のあった馬なので条件次第では一発あるかもしれませんね。

直感でふとテイエムオペラオーが思い浮かびましたが、血統的にはスマートレイアーみたいな走りをするようになるんでしょうか。そうなると京都向きなのかな?って感じもしますね。

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アドマイヤジャスタ

父:ジャスタウェイ 母の父:エリシオ

一発はありそうな予感もやはり東京向きか

ジャスタウェイの初年度産駒になりますが、皐月賞へは有力馬二頭をいきなり送り込んできましたね。

実は個人的には晩成型ということもあり、少し厳しいスタートになるのではないか?と感じていたんですが、元々スタミナと勝負所で詰める脚をもっているハーツクライ産駒の中でも一番と言ってもいいぐらいスピードのある馬なので、走って当然なのかもしれませんね。(ただ、オルフェーヴルも昨年はダメだダメだと言いながらクラシックで存在感を放ちました)

さてこのアドマイヤジャスタですが母の父はエリシオですが、母の父にエリシオを持つ活躍馬は多くはないもののサダムパテックやジュールポレール、アドマイヤジャスタの兄アドマイヤラクティなどがいます。

これらを見るとあまり器用な感じはしませんが、三頭ともここぞというところで仕事をする感じで、これは父型の祖父ハーツクライの子供たちも同じような傾向をみせています。

つまり善戦はするとは思うんですが、最後ちょっとだけ足らない、そんなイメージがどうしても血統構成から感じてしまいます。スプリント系の血も母系には少し足りませんね。

これが父ハーツクライだったら掲示板前後と言いたいところですが、ジャスタウェイがどこまでの底力を見せるか注目です。

ヴェロックス

父:ジャスタウェイ 母の父:Monsun

菊花賞向き

ヴェロックスも母の父はスタミナ型のMonsun(モンズーン)ですが、こちらは母の母の父にダンジグ系の血をもっているのでアドマイヤジャスタよりはこちらのほうが良く見えますね。

ただこちらも全体的には影響力のありそうなスピード馬がいないので、速さがポイントとなる皐月賞ではたしてどこまで追い上げてくるかは少し怪しいところですね。

やっぱり皐月賞よりダービーのほうで評価したいタイプの血統構成です。

シュヴァルツリーゼ

父:ハーツクライ 母の父:Monsun

勝負所で置いて行かれそう

ジャスタウェイ産駒が二頭いるのに対してお父さんのハーツクライは一頭送り今期ました。こちらも母の父はモンズーンです。

最近の社台グループはディープインパクト系種牡馬が増えてきたせいか、明らかにスタミナに自信のあるモンズーンの血をひく牝馬を集めていますが、今のところ瞬発力や高速馬場を弱点にしている馬が多いですね。

このあたりを今後どうしていくのかは疑問なんですが、ハーツクライ産駒の弱点である持続的な末脚を補完するためにこういう配合をしたという見方もできなくもありません。

ただ、ディープインパクトと同様ハーツクライも結構ガンコな馬(同じようなタイプの産駒が多い)ので母系でどうこうなるような種牡馬にも思えず、逆に母系の重さが足を引っ張るのではないのかな?と僕は心配しています。

前走弥生賞は時計のかかる馬場状態が手伝っての二着というのもあったでしょうし、血統的には良馬場になるのは歓迎できませんね。

アドマイヤマーズ

父:ダイワメジャー 母の父:Medicean(Machiavellian系)

この馬自身がダイワメジャークラスという可能性もあり

問題のアドマイヤマーズです(笑)。

血統からは父ダイワメジャーが2000m以上の重賞でほぼ振るわないのでバッサリ切りたいところですが、まだ連対を外したことがないので難しいところです。

ダイワメジャー産駒の活躍馬はマイル前後の距離にほぼ集中しているのですが、どの馬も母系は意外とスタミナのある血があります。それでいてこういう傾向を示しているということは相当父系の影響力が強いということになりますが、アドマイヤマーズの母系は母の父がマキャベリアン産駒のマイラーMedicean(メディシアン)にジャパンカップを勝ったシングスピールという配合です。

つまりはヨーロッパ型のマイラータイプにはなり、ますますアドマイヤマーズが2000mをこなせそうでにないという感じにはなってくるのですが、本馬の兄フレッチアが父がスタミナタイプのダンシリでどういった走りをしているのかなと調べてみたらマイルで三勝しているんですよね。しかもまだ底をみせていない。

解釈としてはやっぱりこのアドマイヤマーズもマイラーじゃん!という結論にはなってくるんですが、ダンシリの血を引いて日本のマイルで勝ち負けできるとなると母系の潜在能力・スピードが相当高いのではないかという感じもするんですよね。

またスプリンターよりの短距離馬のマキャベリアンやその子メディシアンの産駒から2000m以上のGⅠを勝つ馬もだしており、母の母の父も超スタミナ型でありながら日本に合うスピードを持つサドラーズウェルズ系のシングスピールで潜在能力は十分。

またこれまでのダイワメジャー産駒の活躍馬には見られないタイプの母系(ミスタープロスペクター系のスピードタイプがあまりいない)ということで新たなサンプルケースになる可能性もあり、能力の高さで距離をこなす可能性は十分あります。

”速い馬が勝つ”皐月賞にはピッタリの速い血と底力をもつ血統構成で軽視はできません。

 

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ランスオブプラーナ

父:ケープブランコ 母の父:マンハッタンカフェ

お祖母さんのチェリーコウマンの名前を見てびっくりしたんですが、僕が競馬をはじめたころにダートを中心に活躍していた馬で、その独特の名前から話題になっていた馬です。

父ケープブランコはヨーロッパでは一線級相手には通用しなかったもののアメリカにわたって活躍した馬ですが、シャトル種牡馬とは言え大種牡馬ガリレオの直系の仔がどういった走りをするかは注目ですね。

ヨーロッパよりもアメリカで活躍したということから、持続力というよりもスピードや身体能力を活かして流れ込むタイプの種牡馬なんでしょうが、母の父マンハッタンカフェも似たようなタイプの種牡馬であり、全体的にはこれといった特性や長所はつかみにくいタイプの馬ですね。

強いて弱点をあげるとすれば、上級馬であれば勝負所でついては行けそうなものの、GⅠなどで究極の我慢比べや切れ味勝負になった時は血統的なパンチは弱そうな感じはします。

ラストドラフト

父:ノヴェリスト 母の父:ディープインパクト

桜花賞馬マルセリーナの初仔ですね。父ノヴェリストも新しい血を求めて社台ファームが導入したキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(GⅠ)の勝ち馬ですがやっと有力馬が出てきました。

ノヴェリストの父はヨーロッパでも凱旋門賞の種牡馬の一頭として挙げられるスタミナタイプの種牡馬ですが母系もスピードよりもスタミナ型で固められており、いわゆる昔のイメージのヨーロッパ出身の種牡馬の認識でいいと思います。

マルセリーナを母とする牝系もどちらかと言えばスピードタイプというよりは中距離の底力タイプという感じで、ディープインパクトやハビッタットの血がアクセントにはなっているとは思いますが、マルセリーナ自身が桜花賞を勝った後はディープインパクト産駒らしい善戦タイプの走りをしたので若干詰めの甘さも見せるタイプなのではと見ます。

こういうタイプは中山競馬場は合うとは思いますが、非根幹距離やローカルでのレースなどのほうが合うような気がしますね。

ブレイキングドーン

父:ヴィクトワールピサ 母の父:ホワイトマズル

一勝馬ながら弥生賞三着、ホープフルステークスでは五着など強敵相手でも掲示板を外していません。

血統面はディープインパクトに比べると地味なのですが、牝系はアグネスフローラに遡る名牝系でダンシングブレーヴ×エルコンドルパサー×トニービンと面白い配合が行われています。

弱点としてはスプリント系の血が薄く時計勝負や瞬発力勝負に弱そうなところですが、ダンシングブレーヴやエルコンドルパサーといったスピードを内在した持続力に優れる走りができる血をもっており、ハイペースになって我慢比べになると勝負強そうなところ点は注意が必要に感じます。

出来れば時計はかかる馬場が望まれますね。

クリノガウディ

父:スクリーンヒーロー 母の父:ディアブロ

まず父親がスクリーンヒーローなので中山には合う血統だと思います。これは傾向的に間違いありません。

しかしながら僕はスクリーンヒーローやその父グラスワンダーという馬がいまだによく分かりません(笑)。

というのもこの系統というのは母系がどんなだろうとお構いなしに走るケースがあり読めないんですよね。ゴールドアクターなんかは母の父がキョウワアリシバですし、モーリスも母系がカーネギー×モガミという明らかなスタミナタイプなのにマイルで大活躍するし本当に分からないんです。

ただスクリーンヒーロー産駒の活躍時期から推測するとクラシックというよりも古馬になってからというタイプなのでさすがにここはないとは思いますが・・・。

タガノディアマンテ

父:オルフェーヴル 母の父:キングカメハメハ

昨年と同様、勝ち馬率が中々上がってこないのに、何だかんだでGⅠに産駒を送り出してくるオルフェーヴルですが、今年もしっかりと面白そうな馬を送り込んできました。

まだまだ産駒の本質がどのあたりにあるか分かりかねるオルフェーヴルですが、現段階では面白いデータがあって活躍馬はアメリカ型のパワー系の血(ミスタープロスペクター系やダンジグ系)をひくスピード馬多くなっており、このディアマンテもその傾向に当てはまります。

この馬の母系はあのトゥザヴィクトリーを近親にもつ素性のしっかりした系統ですが、母の母の父にトニービンをはさんでいるので一本調子になりそうな配合にいいアクセントになっている印象は受けます。

決して決め手に優れたタイプではないと思いますが、血統上は色々な要素に対応できる血を持っており面白い存在だとは思います。

ダディーズマインド

父:トーセンホマレボシ 母の父:フレンチデピュティ

後述のナイママとともにディープインパクトの孫世代に当たる馬ですが、正直なところ競走成績・繁殖成績ともに直系でディープ自身を超える牡馬がでていないので、どうしてもダウングレードしているという印象があります。

ディープ産駒が圧倒的なスピードをよく伝えているのは間違いはないのですが、これが代を経ると母系がひょっこり顔をだしてくるというのが今のところディープ系種牡馬の僕の今のところの評価です。

そう考えると若干この馬自身はスピードよりもパワー型にシフトしているはずで、母系に現代的なスプリント系の血がたらず時計勝負は厳しいでしょう。

母系はヒシアマゾンやアドマイヤムーンのいるしっかしとした系統ですが、こういうタイプは中山の2500mとか冬の京都など少し変則的なレースや馬場のほうがいいと思いますね。

ナイママ

父:ダノンバラード 母の父:ジャングルポケット

父ダノンバラードは今回の皐月賞に合う血統なんですが、母系はジャングルポケット×ブライアンズタイムという配合でどの馬も自己主張が少しアクが強いかなという印象です。

走る馬の血統というのは配合的にスタミナの血が多くても、どこかしらにスプリンター系種牡馬がいたりして、バランスがとれているものなんですが、とりあえずメジャーな馬がつけられてきただけ問う感じもします。

西山牧場出身の母系でもあり仕上がりの早さでここに出てきたのかな?という気がします。勝負所で置いて行かれそうです。

 

※すべての馬をチェックしたかったんですが、時間の都合上一部割愛し、その馬たちは予想記事のほうで触れたいと思います。すみません。

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